保険請求計算のプロフェッショナル
どんな仕事?
医療機関の収入の大半は、健康保険などからで支払われます。診療報酬請求事務とは、健康保険に係る「診療報酬明細書(レセプト)」の作成や、健康保険の点数の計算を主に行います。計算能力が必要なのはもちろんのこと、医療に関する専門的知識が求められます。高齢化に伴う医療費の増大により、この診療報酬請求事務のニーズが高まっています。需要と供給のバランスを考えても、将来性の高い仕事と言えるでしょう。
つくには?
医療事務として働くだけではなく、計算能力やパソコン技能を生かす業務に就きたいと考える場合、財団法人日本医療保険事務協会が実施している厚生労働省認可の試験「診療報酬請求事務能力認定試験」を受験して、資格を取得しておくと有利です。病院に勤務する時に職種の希望が通りやすいこともあるでしょう。
関連学科
医療ビジネス科、医療情報科 など