作業療法士(OT)

さまざまな手法で心身の機能回復をはかる

どんな仕事?

献身的な対応を心がける

 仕事の内容は、生まれながらの心身の障がいや病気、事故などによって障がいが残ってしまった機能の回復を指導し、また社会復帰をさせるための社会教育を行います。このような業務のほかにも、治療記録をつけて整理したり、打ち合わせや勉強会など、職務は多岐にわたります。
 作業療法の対象は、統合失調症などの疾患・障がいがある人、脳性まひなどの疾患・障がいがある子ども、認知症をもつ高齢者など、症状や対象者はさまざまですので、根気とコミュニケーション能力が求められます。

つくには?

慢性的な人材不足でニーズが高い

 文部科学大臣または都道府県知事指定の養成期間で3年以上必要な知識と技能を習得した後、作業療法士国家試験に合格することで資格を取得できます。
 この業界は高齢者の増加に伴う施設の増加、自宅訪問など多様化によって慢性的な人材不足に悩んでいます。医療機関だけでなく社会福祉施設などの医療現場のニーズに対応できる医療専門職として注目されています。

関連学科

作業療法学科 など

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