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「認定こども園」人気で保育士・幼稚園教諭資格の活用先広がる

業界規模

<全国の保育所等の数> 39,975か所

そのうち特定地域型保育事業 7,523か所
認定こども園等 11,212か所

(令和7年度 こども家庭庁による状況調査より)

<全国の幼稚園の数> 8,225か所

(令和7年度 文部科学省「学校基本調査」)

<主な企業名>
・日本保育サービス
・こどもの森
・グローバルキッズ
・ピジョンハーツ
・ポピンズ
・キンダーキッズ など

保育所等数の推移

登録者数

<幼児教育施設に従事する幼稚園教諭の数> 80,188人

(令和7年度 文部科学省「学校基本調査」)

<保育施設に従事する保育士の数> 353,943人

(令和6年度 厚生労働省「社会福祉施設等調査」)

最新動向

特定地域型認定こども園を中心に、保育所の増加続く
保育所の数だけ見ると、3年連続で減少しています。その反面特定地域型、幼保連携型や幼稚園型認定こども園は増加しているため、全国の保育所等の合計数は増加傾向にあります。現在の認定こども園は、保育士資格や幼稚園教諭資格の活用先としても安定した存在となっています。ただ、待機児童数の減少によりこの一連の流れが変わる気配もあります。

長期療養と介護を一体提供する「介護医療院」が増加中

業界規模
  施設数 定員 1施設当たり
在所者数(人)
利用率(%)
  令和6年 対前年
増減率(%)
令和6年 対前年
増減率(%)
介護老人福祉施設 8,621 0.9 604,469 1.1 66.5 94.5
介護老人保健施設 4,214 ー0.8 365,939 ー0.9 76.7 88.2
介護医療院 917 15.9 521,837 12.5 53.0 91.1

厚生労働省「介護サービス施設・事業所調査の概況」(令和6年度版)より

登録者数

<全国の介護福祉士資格登録者数> 2,075,495人
<全国の社会福祉士資格登録者数> 330,874人

(令和8年3月 社会福祉振興・試験センター発表)

最新動向

現在、要介護者の受け入れ先は人手不測の傾向にあり、介護関連施設はどれも利用率が高い状況となっています。厚生労働省が調査した介護施設関連のデータを見ると、現在、施設数が急速に増加している「介護医療院」は、要介護者に対し長期療養と介護を一体的に提供できる施設として2018年に法定化された介護施設で、人気を集めています。なお、「介護療養型医療施設」は2024年3月31日に廃止され、そのまま介護医療院に移行されています。

進む人口減少と超高齢化で心配される医療人材不足

最新動向

現在、日本では人口減少と超高齢社会化が急速に進行しています。経済産業省のデータによれば、2070年には日本の人口は約9000万人以下までに減少し、働ける世代の人口比率も減少が加速していくと予測されています。特に看護・医療分野においては人材不足が長い間問題視されています。反面、業界の人材ニーズにおいては高い状態が当面続くものと思われます。

将来人口の予測

Q&A形式で知る業界の最新キーワード

Q1  「こども誰でも通園制度」とは?

A.全ての子育て家庭を支える柔軟な新通園制度
こども誰でも通園制度とは、保育所などに通っていない0歳6ヶ月から3歳の子どもが、一定時間まで保育施設を利用できる制度です。こども家庭庁が中心となって進めており、保護者の就労要件を問わず利用できる点が特徴です。育児負担の軽減や孤立防止、子どもの発達支援、保護者の育児不安の解消を目的としています。2026年度から本格実施が進み、地域の保育資源を活用しながら、すべての家庭が必要な支援を受けやすい環境づくりが期待されています。

Q2  「2026年度診療報酬改定」の内容は?

A.報酬体系を見直し、医療提供体制の質と持続可能性を高める
診療報酬改定とは、日本の公的医療保険における診療報酬(医療機関に支払われる医療サービスの公定価格)を見直す制度改定です。2026年度改定では、物価高や人件費上昇への対応として診療報酬本体が平均+3.09%引き上げられ、医療従事者の賃上げ支援や経営安定化が重視されました。また、医療DXの推進、在宅医療の強化、地域医療連携の促進、業務効率化なども重要な柱です。これにより、持続可能で質の高い医療提供体制の構築が目指されています。

Q3  「リカバリーウェア」とは?

A.血行促進や疲労回復をサポートする機能性ウェア
休養・抗疲労関連市場への注目が高まる中、リカバリーウェア市場も拡大傾向にあり、着用することで日常的なセルフケアを取り入れやすく、血行促進や疲労回復をサポートする機能が評価されています。近年は、一般医療機器として届出された製品も増え、機能性への信頼性も高まっています。低価格で高機能なモデルに加え、着心地や通気性、デザイン性を重視した製品も人気を集めており、睡眠時や在宅時間、移動時など幅広いシーンで活用されています。

関連する資格・検定の合格率をチェック!!

資格・検定名 受験者数 合格者数 合格率
保育士【国家資格】
※2023年度実施
66,625名
(1回目・2回目合計受験申請者数)
17,955名
(1回目・2回目合計)
26.9%(1回目・2回目合計)
社会福祉士【国家資格】
※2025年2月実施
27,616名 15,561名 56.3%
介護福祉士【国家資格】
※2025年1月実施
75,387 名 58,992名 78.3%
看護師【国家資格】
※2025年2月実施
63,131名 56906名 90.1%
理学療法士【国家資格】
※2025年2月実施
12,691名 11,373名 89.6%
作業療法士【国家資格】
※2025年2月実施
5,693名 4,887名 85.8%
視能訓練士【国家資格】
※2025年2月実施
911名 882名 96.8%
言語聴覚士【国家資格】
※2025年2月実施
2,342名 1,707名 72.9%
救急救命士【国家資格】
※2025年3月実施
3,436名 3,242名 94.4%
柔道整復師【国家資格】
※2025年3月実施
4,513名 2,607名 57.8%
歯科衛生士【国家資格】
※2025年3月実施
8,026名 7,300名 91.0%
歯科技工士【国家資格】
※2025年3月実施
733名 684名 93.3%
臨床工学技士【国家資格】
※2025年3月実施
2,598名 2,049名 78.9%
臨床検査技師【国家資格】
※2025年2月実施
5,131名 4,340名 84.6%
診療放射線技師【国家資格】
※2025年2月実施
3,729名 3,159名 84.7%
義肢装具士【国家資格】
※2025年2月実施
186名 133名 71.5%

新卒採用情報

新卒の初任給は学歴によって異なるもの。その後は個人の頑張り次第

 福祉・保育業界においては、人材不足が続いていることもあり、依然多くの求人件数があるようです。
 では給与面はどうでしょうか。下の表で初任給について比べると、一般的に4年制大卒者は短大・専門卒者や高卒者よりも給料が高くなる傾向にあります。また、幼稚園教諭などの場合、短大卒者よりも4年制大卒者の方が条件が良くなる場合があります。これは、卒業後に得られる資格の種類(第一種免許が4大卒で、第二種免許が短大卒)によるところが大きいです。とはいえ近年では学歴や年齢ではなく、個々の持つ素質や実践力が重視されるようになっています。就職後は、学歴を問わず、学んできた技術や知識をどう活かすかが問われていくでしょう。

●出身別の初任給の違いの目安
東京都産業労働局「中小企業の資金事情(令和7年版)」

  高校卒 専門学校卒 高専・短大卒 大学卒
産業計 208,783円 220,303円 220,439円 233,725円
医療・福祉 211,296円 230,477円 223,331円 232,871円
生活関連サービス業・娯楽業 216,358円 216,088円 221,306円 224,687円

(注)この表の初任給は通勤手当を含んでいない。したがって、平均賃金との比較には注意を要する。

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