心理の主な職業
公認心理師の第8回試験合格者数は1,454名
合格率は66.9%と難化
「キャリアカウンセリング」への注目度も高まる

現代社会は人の心の問題が増加していると言われ、その問題を解決するため、心の専門家といえる臨床心理士やカウンセラーの活躍する機会が多くなっています。しかし、現存する心理系資格のほとんどは民間資格であり、またカウンセリング系職業の中には資格を必要としないものも多くありました。このような状況を受け、2015年に初の心理系国家資格である「公認心理師」が登場しました。
2025年3月2日に公認心理師の第8回試験が実施されましたが、受験者数2,174人のうち合格者は1,454人、合格率は66.9%でした。受験者数2,089人、合格率76.2%であった2024年開催の第7回試験と比較すると、受験者数が増加した反面、合格率が下がりましたが、これは試験問題の難化が原因と言われています。別の見方をすると、従来以上に公認心理師の重要性が増したからこそ、取得が難しくなってきたと言えるでしょう。
また、最近はキャリア選択が多様化する一方で、悩みを抱える人が多くなっています。そのような人たちの相談を受けて、その仕事が合っているかどうか、今後どのようなキャリアを積めばステップアップしていけるかなどの能力開発の相談に応じるキャリアカウンセラーの重要度がさらに高まっています。少し前までの日本では「カウンセリング=心理カウンセリング」でしたが、現在では「キャリアカウンセリング」も広く認識されているようです。
いずれにせよ、この分野で活躍するためには、人ごとに全く異なるさまざまな精神的問題を把握し、それらに対応できる技術を身につける必要があります。
お役立ちDATA
| 初任給例 | 約22.3万円~24.8万円前後 (厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」) ※大卒/専門卒対象 |
| 活躍の場 | □病院 □企業などのカウンセリング室 □心理クリニック □教育研究所 □小・中学校 etc. |
| 関連資格 | ●公認心理師 ●臨床心理士 ●認定心理士 ●各種カウンセラー資格 etc. |









