教育現場の相談役
どんな仕事?
臨床心理士などの心理の専門家が、生徒へのカウンセリングをしたり、教職員・保護者の相談役などを担います。いじめや心の問題が深刻化するなか、国によるスクールカウンセラー等活用事業により、全国の小・中学校などでスクールカウンセラーの配置が広まっています。
また、類似職業としてスクールソーシャルワーカーがありますが、カウンセラーに比べ外部機関への相談や連携が具体的な職務となります。しかし、どちらにしろ、児童や保護者、教職員への良き相談役である点は同じです。
つくには?
臨床心理士や精神科医、大学教員などのいずれかの資格が必要となります。また、「スクールカウンセラーに準ずる者」として一定の経験を持っていれば認められる場合もあります。実際には臨床心理士の資格保有者が9割程度を占めているようです。
関連学科
臨床心理学科、心理教育学科 など