免許の有無を問わない、多様な教員を輩出するプログラムに注目!

こども・福祉・心理・看護・医療・健康
2023年度のグッドデザイン賞を受賞した「フェローシップ・プログラム」。このプログラムでは、これまでの職歴等を活かし教育に携わりたい熱意のある人を免許の有無に関わらず、認定NPO法人Teach For Japanが選考しています。選考を通過した人には、教員として赴任するまでの研修や赴任中の研修、他のフェローとのコミュニケーションの機会が与えられ、主にTeach For Japanと連携している自治体で教員への道が開かれます。これまでに320人のプログラム参加者が、31都道府県109市区町村もの自治体へと赴任(2023年4月時点)。雇用関係は赴任先の学校が所属する各自治体と結ばれるため、「フェローシップ・プログラム」は教員としてのキャリアを積むための支援をしてくれる存在だといえます。
企業に勤務している人だけでなく、教職として働いている人も研修を受け、様々な人と交流を持つことで教員の価値観やスキルの多様化を図るだけでなく、教員不足の解決への糸口となるこのプログラム。2025年4月より学校現場に教師として赴任する第13期生のフェロー候補生を2024年8月27日まで募集しています。支援は2年間行われますが、その後はそのまま教員を続けたり、このプログラムで培った経験を活かし次のキャリアに進んだりと選択肢は様々です。
新卒で教員になることを躊躇っている人、教員という仕事に興味はあるが一歩踏み出せない人は、こうした選択肢も調べてみると良いでしょう。
参考:認定NPO法人Teach For Japanプレスリリースほか
2024年7月4日更新