美味しいコーヒーなどを淹れる接客のプロ

どんな仕事？

「最高の一杯」を提供

　バリスタはイタリア語で“給仕”が語源です。単にコーヒーを淹れるだけでなく、コーヒー豆の知識から、焙煎、抽出、客の体調まで配慮した接客に至るまで「最高の一杯」を客に提供するための知識や技術を修得した職人のことです。本場のイタリアでは、バリスタがノンアルコール飲料全般のサービスを提供しますが、日本ではコーヒー類を高付加価値で提供する場合に特化した職業としていわれることが多いようです。この数年、東京を中心にサードウェーブコーヒーのブームが起こりましたが、その中で再び注目を集めた職業です。

つくには？

専門学校や店舗で技術を習得

　バリスタになるには「専門学校やスクールに通って技術を学ぶ」「店舗で修業する」「海外で修業する」などの選択肢があります。特に必要な資格はありませんが、（一社）日本バリスタ協会の「JBAバリスタライセンス」や（一社）日本スペシャルティコーヒー協会の「コーヒーマイスター」などがあります。

関連学科

カフェ総合科、カフェサービス学科　など