【食・栄養系学校の先生に聞いた業界就職最前線】コロナ収束により業界はどう変わっていく?自身を表現する手段をしっかりみつけよう!
食・栄養
当社では、食・栄養系の学科・コースを設置している大学、専門学校などにアンケート調査を実施。就職の現状や就職指導のしかた、就職先などの”生の声”を入手しました。就職を取り巻くさまざまな現状について、紹介していきましょう。
求人数は増加傾向
人手不足のなかで、どう働いていくか
当社が食・栄養系学校に2025年5月~6月の期間で行ったアンケート調査によると、求人数の変化に対して、ほとんどの学校が「増加した」もしくは「変わらない」と回答しています。「ホテルやブライダル関連の求人が多くなった。特に「調理職」は売り手市場」(ハッピー製菓調理専門学校)、「引き続き慢性的な人手不足に加え、大阪万博を控え新規オープンの店舗が増えたことによる求人が継続している」(神戸国際調理製菓専門学校)と、市場が拡大している一方で人手不足は続いており、飲食業界の求人数は変わらず増加しているといえます。
そのなかで、企業側は学生に対して「体力勝負の業界なので、きちんと出勤して働ける人を、という希望が第一にある印象です。」(新宿調理師専門学校)、「技術も大事だが、熱意や人間性などを重視するようになった。」(町田調理師専門学校)と、技術力以外のスキルも求めるようになったことがわかります。また、学生側は就職するにあたり「ライフワークバランスを意識した進路選択をする学生が増えてきている。(調理→集団給食/製菓製パン→メーカー勤務等)」(ハッピー製菓調理専門学校)と働き方を重視するようになっています。
今後の予測・展望としては、「今後も飲食業界の人手不足は続くのではないかと思う。」(香川調理製菓専門学校)、「年々求人数は増えており、それに伴い労働条件も良くなっている。昔とは違う働き方が出来るようになったので業界を目指す学生に期待したい。」(神戸国際調理製菓専門学校)という意見があるように、人手不足による売り手市場が続くなかで、自分に合ったスタイルを見つけて働き続けていくことが大切になるようです。
【学校に聞いてみました】
Q1.どんな点に力を入れて就職支援を行いましたか?
1位.挨拶・マナー
2位.個人面談
3位.面接指導
4位.実習・インターンシップ/企業説明会の実施
その他「技術習得」など
就職支援の例
●学生の価値観も多様化しているので、面談の時間をできるだけ設け、個々にあった指導ができるよう努めています。また、どこに行っても可愛がって貰える新人を目指し、挨拶やマナーを徹底し、社会人基礎力を身につけられるよう声掛けを行っています。さらに、①「求人リクエスト制度」を設け、学生がここで働きたいと思う企業、お店に学校からアプロ ーチをかけている、②オンラインツールを使い、いつでもどこでも就職情報を得られるようにしている、といった就職支援にも力を入れています。(ハッピー製菓調理専門学校)
●キャリアガイダンスという就職のための授業を行っています。また、企業説明会を学内で開催、卒業生による就職講話、就職担当者と担任等の面談、面接指導等を行っています。各個人の意志を重視し、その生徒にとってより良い就職先を目指しています。すぐやめることがないような企業、卒業生が就職している企業などをすすめています。(香川調理製菓専門学校)
●教務課の教員が窓口として学生の就職活動を支援しています。また、企業の方を学校に招いて企業説明会を実施したり、3週間のインターンシップ(職場体験)を2回実施したりしています。(新宿調理師専門学校)
●企業説明会やインターンシップを通して「就職」を強く意識させています。担任と就職担当で情報交換を密に行い、学生も含め、様々な視点から就職先を選定できるよう指導しています。卒業後でも斡旋が可能です。(町田調理師専門学校)
●学生一人ひとりと面談を重ね、適材適所の求人を紹介できるように心がけています。少人数ならではの個人指導ができています。(神戸国際調理製菓専門学校)
Q2.ここ数年で企業が学生に求めるもの(能力・資格等)に変化はありますか?

(出典:当社実施アンケート)
2026年1月19日更新







