映画関係の主な職業
前年からの大幅成長続く
コロナ禍以前の状態までほぼ回復か
圧倒的人気のアニメタイトル 洋画でも大ヒット作が登場
日本映画製作者連盟の発表による2023年の映画概況は、入場者数が前年比102.3%の1億5553万人、興行収入は103.9%の2214億8200万円となり、前年より大幅に増加しました。ここでコロナ禍以前の5年間(2018年~2019年)の興業収入平均値と比べると、2021年は69%、2022年は91%、2023年は95%となり、客足がコロナ禍前の水準に戻りつつあるとうかがえます。
最近の傾向として、映画館で映画を観ることがより特別感のあるレジャーとして楽しまれるようになり、より没入感を楽しめる4D、IMAX、DOLBY ATMOSなどが人気となっています。
邦画では興行収入100億円を突破した作品が2本出ており、いずれも「THE FIRST SLAM DUNK」 (158億7000万円)、「名探偵コナン 黒鉄の魚影」 (138億8000万円)とアニメであり、第3位の「君たちはどう生きるか」を含めて、アニメが邦画を牽引しています。「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ム ービー」(140億2000万円)が全体でも第2位と群を抜いており、「ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE」(54億3000万円)「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」(43億1000万円)が洋画のトップ3。洋画離れが言われて久しいですが、アニメをはじめ圧倒的な国内コンテンツの強さが浮き彫りになっています。
お役立ちDATA
初任給例 | 23万円~ |
活躍の場 | □ 映画配給会社 □映像制作会社 □特殊効果プロダクション □芸能事務所 □声優プロダクション |
関連資格 | ●映像音響処理技術者資格認定 ●舞台・テレビジョン照明技術者技能認定 ●IBF国際メイクアップアーティスト認定試験 ●マルチメディア検定 ●文章読解・作成能力検定 etc. |