目指している仕事の内容
グラフィックデザインとは、ポスターや広告などの文字やイラスト、写真や図形などを使い画面構成した、デザインのことです。この仕事は、クライアントや企業の意向を汲み取り、第三者にデザインでどのように伝えたら良いかを考え・提案するお仕事です。故に、相手とのコミュニケーションが大切です。僕はグラフィックデザイナーのコミュニケーションは、話すことより聞くことの方が大事だと思っています。相手の意見をしっかり聞き、表現する。それが一番難しく大変なことですが、そこがグラフィックデザインのやりがいかなと思います。
目指したきっかけ
高校2年生の時、進路が決まっていなくて悩んでいて、せっかく将来働くんだったら、好きなことの仕事がしたいと思いました。そんな時、好きだった某アイドルを通じて気づきがありました。グッズやCDを買って毎回ライブなどに行っているが、同じモノを持っているのにまた欲しくなる。それは同じモノでも、違うデザインだからでした。そして、自分が考えたデザインのグッズやCDジャケットが作れたら、さらに自分がデザインしたモノが、みんなが買ってくれて喜んでくれたら最高じゃないか、こういう仕事がしたい!と思うように。そして、いつかそのアイドルのCDジャケットを作るという夢ができたきっかけでもありました。
学校での様子
グラフィックデザイン学科の先生方は全員優しく、何回質問しても、分かりやすく丁寧に教えてくれます。授業はポスターや広告、パッケージやwebなど様々な内容があり、どの授業でもまずは手書きでアイデアスケッチ出しをして、そこからデータ化したりと進んでいきます。また、私は、グラフィックデザイン学科内にあるデザインチーム「accell(アクセル)」に所属しています。アクセルはグラフィックデザイン学科の有志で集まった少人数グループです。主に、学校への進学を検討をしている方に向けた広報誌を制作しています。アクセルに入ると、他のクラスとの交流やグループワークでのコミュニケーション向上ができ、授業だけでは身につかないようなことが身につき、何より仲間が増えました。
今後の目標
僕は将来、どんなデザイン制作依頼がきても自信を持ってできる。また、この人になら頼れると思われる。そして、デザイン能力だけでなく、この人と一緒に仕事をしていると楽しいと思われるような人間性としても必要とされるデザイナーになり、夢であったCDジャケットの仕事をしたいです。そのために、2年生では今よりもっと多くのデザイン技法や配色を身につけていき、いろいろなものを見て知識を増やしていきます。何よりたくさんの人と会話をして、デザインをもっと楽しくできたらいいなと思います。
高校生へのメッセージ
デザイナーは、あらゆる表現が必要とされます。そのためにはたくさんの知識や経験が必要です。もし、グラフィックデザインに興味を持ってくれたのならば、とにかく高校生活を楽しんでください!入学する前にしておいた方が良いことが気になるかと思いますが、いっぱい遊んで、いっぱい学んでください!その知識や経験が必ず今後に役立ちます。入学しても知識や経験は増えます。でも、知識や経験を自分に取り入れるのに上限なんてありません。なので残りの高校生活を思いっきり楽しんでください。