伝統芸能演者

公的機関で人材養成もある

どんな仕事?

和楽器を演奏するスペシャリスト

 歌舞伎や能楽、文楽、寄席囃子(よせばやし)など日本の伝統芸能の舞台では多くの演者・演奏者が活動しています。歌舞伎の大看板(主役)を務められるのは、梨園という代々の家系の役者に限られていますが、脇役や歌舞伎音楽(竹本・鳴物・長唄)の奏者は現在、国立劇場の養成所で学び、多くの修了生が歌舞伎の舞台で活躍しています。
 国立劇場養成所ではその他にも能楽三役(ワキ方・囃子方・狂言方)、文楽の技芸員(太夫・三味線・人形)などを不定期で募集、養成しています。
 また民謡や、最近は若い人にも人気のある津軽三味線などの演奏で活動する人もみられます。

つくには?

まず舞台の演奏を聴いてみよう

 歌舞伎、能楽、文楽、寄席囃子に関しては、東京の国立劇場の養成所が一般に門戸を開放していますので、ホームページなどで募集を行っているかなど確認が必要です。年齢制限や男子限定、2年に1回の募集などのジャンルもありますので、注意してください。文楽研修は大阪の国立文楽劇場、能楽研修は東京の国立能楽堂でも問い合わせ窓口があります。また当然のことですが、事前に興味のある伝統芸能の舞台を実際に観て、肌で感じることも大切です。
 津軽三味線に関しては全国コンクールが毎年約7カ所で開催されます。年齢別に分かれて審査されることが多く、ほとんどの出場者は師匠に師事して日々練習を行っています。全国コンクールで好成績をあげると多くの関係者の目に留まり、次のステップにつながることもあります。民謡も同様です。まずは実際にコンクールなどに足を運んでみましょう。

関連記事

ページトップへ