指揮者

オーケストラをまとめ、先導する舵取役

どんな仕事?

 交響曲、オペラ、バレエ組曲、ミュージカル曲、合唱曲など、多人数で演奏される音楽を、作曲家が曲に込めた感情や意図を統一的に表現し、中心となって曲の進行をするのが指揮者です。所属先で常にタクトを振る常任指揮者、別楽団や合同演奏会で指揮をする客演指揮者がいます。

つくには?

 音楽に関する高度な知識と、芸術感覚が何よりも重要。さらにすべての楽器の発音原理の理解も必要です。音楽大学や専門学校などで指揮者としての基盤を学ぶことが必須です。また人を束ねる統率力も重要になってきます。楽器や声楽、作曲などを学び、音楽についての幅広い知識や経験を身につけた後に、あらためて指揮者へのコースに進む人もいます。
 指揮者はオーケストラの顔でもあり、人気指揮者は公演の観客を動員するカリスマ性も持っています。

関連学科

指揮科、音楽芸術表現学科指揮コース など

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