初生雛鑑別師

単純のように見えて奥が深い仕事

どんな仕事?

 卵からかえったばかりのヒヨコがオスかメスかを見分ける仕事をします。鶏卵を産むメスと鶏肉として利用されるオスで、餌の与え方を変えて飼育するため、生まれてすぐにオスかメスかを判断する必要があります。しかし、その区別が難しいため、訓練を行い専門の技術を持ったこの職業が必要とされるのです。鑑別方法は、ヒヨコの肛門を開き、オス・メスの生殖突起を指で確かめて判別します。

つくには?

 畜産技術協会の初生雛鑑別師養成講習で、初等科コースを修了したのち、鑑別研修生として1~2年、ふ化場で鑑別の研修を重ね、高等考査に合格することで、初生雛鑑別師の資格を得ることができます。なお、初生雛鑑別師養成講習を受けるには、試験にパスする必要があります。

関連学科

動物飼育学科 など

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