動物と大自然の環境保全・管理を行う
どんな仕事?
生息域の保護と増殖
国立公園の景観を管理し、利用者に自然の解説などを行うのが環境省職員のレンジャーです。山の荒廃、植物の減少を食い止め、絶滅の恐れのある動物を指定し、生息域の保護と増殖事業を行うのがレンジャーとしての主な仕事です。また、国立公園内の開発・監視、開発規制に関する許認可にも関わります。その他、パークボランティアや自然公園指導員の人材育成などもおこない、その使命は大きいです。
つくには?
公務員試験合格が必須
国家公務員試験(試験区分の指定あり)に合格し、環境省の自然系職員に採用されることが必要です。本省内での勤務もあるため、希望通りのレンジャーになれるという保証はないので、注意が必要です。採用時に積極的にアピールするのもいいかもしれません。自然や動植物が好きで、詳しい知識をもっていなければつとまりません。
デスクワークと開発現場の巡視業務が、意外に多いということも知っておくべきでしょう。レンジャ ーの赴任はふつうで3年間、長くても5年間のため、転勤は避けられません。
関連学科
環境テクノロジー科、生物環境学科 など
畜産・水産技術と自然・野生保護の仕事はこちら