栄養教諭

学校だけでなく地域の食育を先導

どんな仕事?

学校における食育実践者

 小・中学校において、給食計画の作成や献立作りに関わりながら、「総合学習」などの時間を利用して「食」の授業を行い、児童の食生活改善の手助けをすることが栄養教諭の仕事です。保護者・地域住民と連携し、家庭や地域で気軽に食育が実践できるよう、栄養指導を行うこともあります。朝食を抜いたり、外食中心、「6つのこ食」などさまざまな課題の解決をめざします。各都道府県により配置率は異なっていますが、今後一層活躍が期待されます。
●6つのこ食とは?
[孤食]    一人で食べる。共働きの家庭に多い。
[固食]    同じ食べ物ばかりを食べる。
[小(少)食] 少量しか食べないこと。
[個食]    家族で別々のものを食べる。
[粉食]    主食がパンやパスタなど(柔らかいもの)。
[濃食]    味付けの濃い食事を食べる。

つくには?

栄養士の資格と教員免許が必要

 栄養士資格なら栄養教諭二種、管理栄養士資格なら栄養教諭一種が取得できます。栄養教諭の免許が取得できる学校に通うのが早道です。栄養の知識だけでなく、教職に関する知識も習得します。

関連学科

管理栄養学科、健康栄養学科、臨床栄養学科、生活科学科、栄養医療コース など

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