データサイエンティスト

ビッグデータを分析し、課題解決に取り組む

どんな仕事?

多分野を組み合わせたデータ分析を行う

 データサイエンスとは、統計や科学、AI、データ分析などの複数の分野を組み合わせて有益なデータを導き出す学問です。「ビックデータ」が注目を集める近年では、従来のデータシステムでは分析が難しかったデータから価値のある情報を分析することが必要不可欠となっています。
 あらゆるデータを基に、課題解決に導くことがデータサイエンティストの仕事です。業務の流れとしては、①ヒアリング②仮説立案③データ収集(収集環境の構築)④有意なデータの特定⑤加工・モデリング⑥分析⑦仮説検証⑧レポート作成⑨改善策の提案を行います。検証結果が仮説に沿わない場合は、②~⑦を繰り返し行うため根気が必要です。

つくには?

専門知識の習得が必要

 統計学やデータ基礎の数学的思考力、プログラミングやデータ処理の情報処理能力、適切な企画や提案をする論理的思考力などが必要とされます。高度な関連知識や技術が要求されるため、エンジニアやマーケターなど他の関連職種で経験を積んでから目指す人が多いです。最近はデータサイエンス学科を設置する学校が増加しているため、そういった専門学科での学習で必要な能力を養い、データサイエンティストを目指す道もあるでしょう。

関連学科

情報システム学科/情報工学科/データサイエンス科 など

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