法廷通訳士

通訳の仕方で裁判の結果にも影響

どんな仕事?

 法廷通訳とは主に裁判の場での通訳ですが、仕事は広範囲にわたり、弁護士が被告人に面会するときの通訳、裁判中の裁判官、被告人、弁護人、検察官、証人などの通訳も行います。裁判の前には起訴状のコピーなどの資料が渡されるので、裁判当日までの間に目を通して準備をします。よって法律に関する専門的な用語や知識も身に付けておかなければなりません。
 また、直接的に裁判にかかわる立場であり、互いの言い分を伝える立場であるということを考えると、通訳者の発言はとても重要なものになります。通訳者の伝え方、表現の仕方で裁判の結果に影響を与えることにもなりかねません。したがって、法廷通訳は公平な立場で、細かい点にまで注意を払って正確に通訳する必要があります。

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