出版翻訳家

エンターテインメント系の翻訳書が人気

どんな仕事?

語学力だけでなく日本語のセンスも問われる

 主に海外で発行された書籍や雑誌などの出版物を日本語に翻訳します。ジャンルは大きく分けると文芸・小説・SFなどの「フィクション」と、ビジネス書などの「ノンフィクション」、「児童書」、「雑誌」の4ジャンルです。
 現代人の活字離れの影響で、翻訳書の刊行数も毎年減少の一途をたどっていますが、電子書籍の普及により、冒険小説やミステリーなどのエンタテインメント系、ライトノベルなどは不動の人気があります。

つくには?

翻訳学校で講師に認められる!

 デビューの方法として主流になっているのが、翻訳学校で翻訳家である講師に実力を認められてチャンスをつかむ方法。講師のもとで、まず下訳*を何作か経験し、そのうち共訳として名前を出してもらい、最終的には出版社を紹介してもらいデビューする方法です。ただし、講師によっては生徒には下訳をさせない、出版社を紹介しない、などのポリシーを持っている方もいるので、すべての講師が後押ししてくれるわけではありません。
 また、現役の翻訳家が個人的に開いている勉強会への参加、コンテストやオーディションに参加する方法もあります。共通していえることは、つねに業界の近くで、積極的につながりを求めていく姿勢が大切であるということと、ジャンルによって文体も文章表現も異なってきますから、自分の得意とする専門分野をつくっておくと良いということです。
*下訳 : 原文の内容をざっと把握できる翻訳のこと

適性は?

何時間でも机に向かってじっくり作業できる人

 文章を読んだり、書いたりするのが好きなことが第一条件。また豊かな日本語の表現力と外国語の原文を忠実に読み取る読解力・語学力が必須です。事実関係や背景の知識なども必要になりますから、普段から情報収集をすることが好きな人に向いているでしょう。

関連学科

英米文学科、総合英語学科、英米語学科、英語通訳翻訳科 など

持っていると有利な資格

全国通訳案内士試験(国際観光振興機構)、JTA公認翻訳専門職資格試験(日本翻訳協会)、実用英語技能検定(日本英語検定協会)、TOEIC® L&R TEST(国際ビジネスコミュニケーション協会)、実用フランス語技能検定試験(フランス語教育振興協会)、スペイン語技能検定(日本スペイン協会)、中国語検定(日本中国語検定協会)、ドイツ語技能検定(ドイツ語学文学振興会)など

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