企画力+細やかな気配り
どんな仕事?
海外挙式では語学力も必要
式場選びから花嫁の衣裳選び、当日の料理、さらには引き出物や招待状、ビデオ撮影など、お客様の要望に応じた結婚式・披露宴を総合的にコーディネートするのが、ウエディングプランナー(ブライダルコーディネーター)です。
呼び方は企業によって「ウエディングプロデューサー」「ブライダルアドバイザー」「婚礼予約スタッフ」「宴会部婚礼係」などさまざま。仕事内容も担当が細かく分かれている場合と、一人が担当し、お客様の意に添うよう相談にのる場合もあります。
もちろん仕事は単なる手配だけではありません。漠然としたイメージ段階から結婚式の当日まで、親身になって相談にのり、いつまでも心に残る素敵なウエディングを企画・構成します。
長い時間をかけてお客様との信頼関係を築きながら、セレモニーをつくりあげていくクリエイティブな楽しさ、また無事に結婚式が終わり、感謝の言葉をいただいた時の達成感と喜びを実感できる仕事です。
近年、海外挙式(リゾートウエディング)が注目されています。日本でコーディネートするプランナーと、ハワイやグアム島の現地で式やパーティをセッティングするスタッフもいます。
また、コロナ禍前は外国人の日本での結婚式も人気があり、語学力のあるスタッフも必要とされました。
つくには?
しきたりや礼儀作法の知識も必要
まずはホテル、総合結婚式場、プロデュース会社などへ就職する必要があります。人気が高い職種のため、応募が殺到し競争率が高いのが現状です。
適性は?
とにかく喜ばすことが好きな人向き
人と接するのが好きで、細かい気配りができる人。また、最近は個性的な結婚式を希望するカップルが増えているので、衣裳、音楽、映像など、そのニーズをくみ取るセンスと感性が求められます。
関連学科
ウエディングプランナー科、ブライダル学科、ホテル・ブライダル学科 など
持っていると有利な資格
ブライダルコーディネート技能検定(日本ブライダル文化振興協会)、カラーコーディネーター検定試験®(東京商工会議所検定センター)、ホテルビジネス実務検定試験(日本ホテル教育センター)、レストランサービス技能検定(日本ホテル・レストランサービス技能協会)、実用英語技能検定(日本英語検定協会)、TOEIC® L&R TEST(国際ビジネスコミュニケーション協会)など