美的感覚と分析力で売れ筋商品をつくり出すプロ
どんな仕事?
商品化計画を行う責任あるポスト
市場を調査し、対象の人にどのような商品がいくらで売れるか、また、どのくらい売り、いくら利益を上げるかなどを計画、決定する仕事です。企業は顧客が望む商品を揃えるために、仕入れや商品開発を行いますが、マーチャンダイザーはそうした商品化計画、販売促進計画を作り、効果的に商品を展示することで、視覚面から売り場を作っていきます。情報収集力はもちろん、感性やセンス、好奇心、さらには営業テクニックまで求められる仕事です。権限が大きい分、責任も大きいですが、それだけにやりがいのある仕事といえるでしょう。
つくには?
自分の好きなブランドを見つけよう
特に資格などはなく、メーカーや卸売り、小売業、デパート等に就職するのが一般的ですが、それぞれの業態によって仕事の内容が少しづつ変わってきます。いずれにしてもファッションの知識や感性はもとより、マーケティングなどの経営学の知識、市場の分析力、計数管理能力なども必要とされるので経営や流通、ビジネスの方法を学んでおくと有利でしょう。多くは販売職からスタートし、スキルアップを重ねてから就く職種です。
関連学科
ファッションビジネス科、ファッション流通科 など