生地・織物・染色、素材をつくるデザイナー
どんな仕事?
様々な分野の生地をデザイン
洋服やバッグ、スカーフなどのファッションアイテムをはじめ、インテリアでも使われるテキスタイル(生地)をデザインし、作りあげる仕事です。テキスタイルデザイナーはアパレルメーカーや繊維会社の開発・企画に携わり、デザイン画をもとに糸を選定し、織り方を工夫して生地を作ります。また、新しい生地の柄をデザインして、工場へ生産を発注するため、企画から製造までを通して手掛けることも業務の一環です。近年はデジタルプリントの技術が進歩し、ますます可能性を秘めています。
つくには?
色彩感覚×オリジナリティーが大切!
必要な資格や免許はありませんが、美術・芸術系の大学・短大・専門学校で染織関連学科やテキスタイルデザインを学ぶと有利です。生地の素材となる原料、染色の技術・薬剤・織りに関する知識はもちろん、豊かな色彩感覚や流行をキャッチする力も重要になります。卒業後はアパレルメーカー、商社、デザイン会社、全国にある染色や織物の企業に就職する道があります。また、企業に数年間勤務したあとに独立する道を選ぶこともできます。
関連学科
服飾美術学科、服飾造形科、ファッションデザイン学科、生活造形学科 など