きものデザイナー

日本の伝統文化を伝え、新たな風を吹き込む

どんな仕事?

 日本の伝統文化を受け継いでいるきものは、洋服とは異なりシルエットに大きな変化はありません。きものデザイナーは仕立て上がりをイメージして反物をつくるため、生地の柄をデザインする要素が強い仕事です。また仕事内容は幅広く、帯や草履などの和装小物のデザインもおこないます。

つくには?

 ファッション系の専門学校などで和服の仕立てやデザイン、染色、織物などの伝統技術や知識の習得が必要です。近年は若年層を中心に浴衣やアンティーク着物の人気もあり、トレンドにも関心を向けることが大事です。また、きものの歴史や日本の風習・季節の行事などを学ぶことも大切。将来は大手呉服店や和服アパレルのデザイン部門や、問屋の企画室へ勤めたり、独立する道を選ぶ人もいます。

関連学科

きもの科、きもの専攻科、きもの技術科、和裁学科 など

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