ゲーム人口増加中
どんな仕事?
あらゆる専門家が集う
ゲームソフトの開発には、企画・制作・マネジメントなどのさまざまな職種の人が関わっています。
●企画:企画からマーケティングを行う“プランナー”、シナリオを制作する“シナリオライター”
●制作:ゲームを実装する“プログラマー”、キャラクターや背景をデザインする“デザイナー”、BGMや効果音を作成する“サウンドクリエイター”
●マネジメント:全体の責任者で予算やチームの管理を行う“プロデューサー”、現場のスケジュールや開発チームの取りまとめを行う“ディレクター”
多様な職種の人と1つのゲームをつくるため、コミュニケーション力が重要な職業です。
「ファミ通ゲーム白書2024」によれば、2023年の国内ゲーム市場は前年比4.6%増の2兆1255億円にのぼりました。オンラインゲームの圧倒的なシェアに加え、家庭用ゲーム機の売り上げが伸び続けていることが、市場規模の好調な拡大につながったとみられます。
つくには?
コンピュータ、デザインなどの基礎を学ぶ
大学や専門学校のコンピュータや芸術・デザイン関連学科などで基礎知識を学ぶと良いでしょう。また、ゲームクリエイター学科を設置する学校では専門的な学習が可能です。制作プロダクションの少数精鋭化が進んでいますが、新しい人材は常に求められています。新しいゲームのニーズは大きく、業界では新しい感覚を常に求めていますから、熱意があればチャンスは十分にあります。
適性は?
豊かな発想力や人を楽しませる気持ちが必要
ゲームづくりは自分だけが楽しむものではなく、他人を楽しませようという気持ちがなければできません。ですから、まずは人を喜ばせる人=エンターテイナーであることが基本です。最低限のコンピュータの知識は必要ですが、それ以上に必要なものは豊かな発想力と客観性です。また、ゲームは多くの人の意見と力を結集してつくられますから、協調性や根気強さも併わせ持っている必要があるでしょう。
関連学科
ゲームクリエイター科/ゲームプログラミング科 など
持っていると有利な資格
情報処理技術者試験、CGクリエイター検定、Illustrator®クリエイター能力認定試験 など
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