ゲームクリエイター

ゲーム人口増加中

どんな仕事?

あらゆる専門家が集う

 ゲームソフトの開発には、企画・制作・マネジメントなどのさまざまな職種の人が関わっています。
●企画:企画からマーケティングを行う“プランナー”、シナリオを制作する“シナリオライター”
●制作:ゲームを実装する“プログラマー”、キャラクターや背景をデザインする“デザイナー”、BGMや効果音を作成する“サウンドクリエイター”
●マネジメント:全体の責任者で予算やチームの管理を行う“プロデューサー”、現場のスケジュールや開発チームの取りまとめを行う“ディレクター”
多様な職種の人と1つのゲームをつくるため、コミュニケーション力が重要な職業です。
 ゲーム市場は、2022年は新型コロナウイルスの自粛ムードも落ち着いてきたことから規模が縮小していました。しかしゲーム人口は増え続けているため、市場の拡大は長期的に続く見込みです。

つくには?

コンピュータ、デザインなどの基礎を学ぶ

 大学や専門学校のコンピュータや芸術・デザイン関連学科などで基礎知識を学ぶと良いでしょう。また、ゲームクリエイター学科を設置する学校では専門的な学習が可能です。制作プロダクションの少数精鋭化が進んでいますが、新しい人材は常に求められています。新しいゲームのニーズは大きく、業界では新しい感覚を常に求めていますから、熱意があればチャンスは十分にあります。

適性は?

豊かな発想力や人を楽しませる気持ちが必要

 ゲームづくりは自分だけが楽しむものではなく、他人を楽しませようという気持ちがなければできません。ですから、まずは人を喜ばせる人=エンターテイナーであることが基本です。最低限のコンピュータの知識は必要ですが、それ以上に必要なものは豊かな発想力と客観性です。また、ゲームは多くの人の意見と力を結集してつくられますから、協調性や根気強さも併わせ持っている必要があるでしょう。

関連学科

ゲームクリエイター科/ゲームプログラミング科 など

持っていると有利な資格

情報処理技術者試験、CGクリエイター検定、IllustratorⓇクリエイター能力認定試験 など

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