子どもたちの健全な食生活のために 学校給食について考える全国大会が開催
食・栄養
文部科学省や県教育委員会などが主催する「第1回全国学校給食・栄養教諭等研究協議大会」が2024年8月1日・2日に長野県長野市で開催されました。大会では『より一層の学校給食の充実と栄養教諭を中核とした学校における食育の推進~信州から「新」発信!未来へつなげる食育の力!~』が主題として掲げられ、学校における食育を推進する上で重要な役割を担う学校給食の在り方について研究協議を行い、学校給食関係者の資質の向上を図っています。併せて、学校における食育の推進に向けて、児童生徒に対する食に関する指導のあり方や学校給食の充実方策についても研究協議し、栄養教諭・学校栄養職員の資質の向上も目的としています。昨年度まで行われていた「全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会」と「全国学校給食研究協議大会」を統合した大会となっており、全国の栄養教諭や学校栄養職員ら約1,200人が参加しました。
初日はノルディックスキー複合男子の五輪3大会連続メダリストの渡部暁斗選手(北野建設株式会社所属)による食事の大切さをテーマにした記念講演や身近な食材を使った食育指導について紹介、学校での食育の推進などに関するシンポジウムが行われ、関係者が意見を交わしました。また、二日目は、栄養管理と献立の作り方や学校給食の危機管理と衛生管理などをテーマとした分科会が市内の各会場で開かれ、子どもたちの自立や健全な食生活につなげるための取り組みについての発表が行われました。
参照:信濃毎日新聞デジタルなど
2024年9月6日更新