家庭犬訓練士(ドッグトレーナー)

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すべての訓練の基本が集約

どんな仕事?

愛犬のしつけを行い、飼い主のアフターフォローも重要な仕事

 「噛む・吠える・引っ張る」などの行動に困った飼い主から愛犬を預かり、しつけを行う仕事です。一頭一頭の癖を見極め、行動を変化させるためのきっかけをつくります。すべての訓練犬は、まず家庭犬の訓練をクリアしてから、適性をみて警察犬や競技会などさらに専門的な能力を磨きます。朝から愛犬を預かって夕方に帰す「日中預かり」のほか、一定期間泊りがけで預かる場合もあります。
 また、各家庭に戻ってから飼い主向けの「しつけ教室」を実施します。飼い主にも、楽しくトレーニングを行うコツを学んでもらうことで愛犬との絆をより深めることができるので、継続的にサポートするのも重要な仕事です。

つくには?

技能を習得し、訓練所などに就職

 「甘やかすことなく愛情をそそぐ」ことが、家庭犬訓練士に最も重要な心構えです。甘やかすだけでは、結果として愛犬の癖や可能性を見誤ることにもなりかねないので、プロフェッショナルの技量が求められます。専門学校や養成スクールで技術と知識を学び、卒業後は愛犬訓練を行う企業に就職するほか、数年後に独立する場合もあります。また飼い主とのコミュニケーションは、訓練と同じぐらい重要なので覚えておきましょう。

適性は?

犬中心の生活が基本 愛情と冷静さを持つ

 動物を扱っている以上、犬中心の生活になることにストレスのないことが必須です。加えて技術向上のための勉強も必要です。犬への愛情の深さと共に、仕事としての冷静さも求められます。さらに飼い主への指導もありますが、教育職ではなく接客業であることも忘れないようにしましょう。

関連学科

家庭犬訓練学科、動物飼育ドッグトレーニング学科 など

持っていると有利な資格

家庭犬訓練士資格(各学校・協会・団体)、愛犬飼育管理士、愛玩動物飼養管理士 etc.

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