盲導犬訓練士(盲導犬歩行指導員)

目の不自由な人の光となる 一人前になるまで5年以上

どんな仕事?

福祉の精神と根気強さが大事

 視覚障がい者の目となり歩行を誘導する盲導犬(盲人誘導犬)訓練士は、犬を訓練するだけでなく、視覚障がい者が盲導犬とともに歩けるようになるまで、歩行や世話のしかたを指導します。
 犬好きであることに加え、ねばり強く、努力家であることも求められます。盲導犬の育成はチームワークで行うので、協調性があることもポイント。また、福祉精神をもち、人の喜びを自分の喜びとすることができる人が望まれます。

つくには?

 盲導犬訓練士になるには、盲導犬訓練士学校で学んだ後に試験に合格するか、国家公安委員会が指定した盲導犬連合会加盟施設等に直接に就職し、実務を学んでいく方法があります。一人前になるには5年以上かかるといわれており、また採用自体も常におこなっているものではなく、欠員が出たときに行われるので、簡単にはなれない職業です。

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