フレームとボディのスペシャリスト
どんな仕事?
事故車の外装・安全性の修復
自動車車体整備士は自動車整備の中でもより専門的な整備士で、特に車枠と車体に特化しています。事故によってできたキズやへこみ、ゆがんだフレームをコンピュータを用いて厳密に計測し修理・復元するといったような、自動車の点検・調整・整備という通常の業務とは一味違った高度な作業を行っています。また、修復するのは外装だけでなく、安全性も確保しなければなりません。最近の車の安全性能はとても高く、構造も多様になっているため、ますます高い技術と経験、知識が要求されます。
つくには?
二級自動車整備士資格も取得するとよい
将来、車体整備士として働くためには、車体整備士養成学科をもつ専門学校などに進学し、国家資格である車体整備士資格を取得することが必要です。車体整備士養成学科を卒業すると最短のルートで取得することができますが、近年では車体整備士の資格だけでなく、二級自動車整備士の資格を取得している人材を望む傾向が高くなっているので、車体整備を仕事にするのであれば、2つの資格を持っていることが理想的です。
関連学科
自動車車体整備科 など