不良行為を行った児童の自立を支援
どんな仕事?
窃盗など非行経験やその恐れのある子どもたちは、児童相談所や家庭裁判所の判断がおりると、更正するまでの期間、入所か通所で児童自立支援施設で生活します。この施設で子どもたちを指導し、自立を支援するのが、「児童自立支援専門員」です。子どもたちの受け入れなどの手続きや、家庭との連絡など、外部との連絡も児童自立支援専門員の仕事です。日常生活の環境を整え、児童と共に生活して、保護者に代わってさまざまな日常指導を行い、学校に代わって学習指導や職業指導も担当します。
つくには?
児童自立支援専門員養成所を卒業した者、社会福祉士有資格者、または児童指導員の資格に準じます。児童自立支援施設は全国に58校あり、そのうち56校が国公立の施設です。そのため公務員試験に合格することが必要で、求人数はきわめて少ないのが現状です。
関連学科
児童福祉学科 など