ペットフード・ペット医薬研究・開発者

参入企業が近年増加中の分野

どんな仕事?

栄養満点のペットフードづくり
ペット医薬にも高度医療が求められる

 ペットフードメーカーやペット医薬品メーカーの研究所で、主にドッグフードやキャットフード、ペット用医薬品の研究・開発を行います。
 一般の食品と違い、ペットフードは一定の栄養成分をペットに提供するものです。つまり、飼い主が与えるペットフードが、ペットの健康状態を左右してしまうということになります。したがって、ペットフード研究・開発者は、ペットがそのペットフードを食べることで必要な栄養が十分にとれ、体調もよくなるように配慮しなければなりません。これは飼い主にとっても、ペットの病気を防ぎ医療費の負担を軽くするというメリットにつながります。
 今や人間だけではなく、ペットに対しても高度医療が適用され、動物用の医薬品にもさまざまな開発や改良がされています。動物用医薬品の研究者は、さまざまな角度から医薬品の機能性、安全性をはからなければなりません。

つくには?

専門的かつ幅広い学びを

 ペットフード開発者の場合、研究・開発には、専門知識が必要です。研究所勤務者は、大学の獣医・畜産・水産系学部の出身者が中心となっています。
 ペット用医薬品開発者の場合、基本となるのは薬学ですが、高度医療にともない、分子生物学や遺伝子工学の知識も必要となることがあります。研究では海外の資料や論文を読むことも多いため、英語の読解力も必要となります。獣医師や薬剤師の資格をもっていると有利です。

関連学科

獣医学科、畜産学科、水産学科 など

関連記事

ページトップへ