飼い主とペットを結ぶ仲介のプロ
どんな仕事?
飼い主の立場にたった最良のサービスを
ペットショップでの仕事は、生体(生きている動物)やペットの生活用品の販売のほか、動物を世話する飼育管理やトリミングなどのサービスも行います。店側から、客側の生活環境を詳しく聞きながら、あらかじめ考えられる問題点を探り出し、その解決策の準備をしていかなければなりません。いわばコンサルタント業務的な面があります。客側に動物をよく理解してもらい、健康な動物を責任をもって販売することがペットショップの一番の役目です。
また、業務内容は接客や販売、ペット用品選びのアドバイスだけでなく、商品の在庫管理や店内の掃除など広い範囲に及びます。動物を抱えたり、物を運んだりするなどの力仕事のほか、お店では立ち仕事も多く、しばしば勤務時間も長いため、体力がある方が望ましいでしょう。
つくには?
強い責任感と知識、動物を扱う技術が必要
ペットショップで仕事をするのに特別な資格は必要ありませんが、客側のニーズがますます多様化しているので、トリミングやグルーミングの技術やペット販売士、愛玩動物飼養管理士などの資格をもっていると就職の際に有利です。そのほかでは、家庭動物管理士や、ペットフード販売士の資格が役に立つでしょう。
客側が、ペットを飼いたいという気持ちの強いときは、生き物を飼う際のデメリットについては、あまり考えないものです。客側が飼うか悩んでいる時に、例えば一度家に帰ってじっくりと考えてもらうようなアドバイスもできるよう、十分な知識と相手に満足してもらえるようなコミュニケーション力を養いましょう。
関連学科
トリマー学科、ペットビジネス学科 など
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