パイロット

高度な知識と技術で安全な空の旅を提供

どんな仕事?

乗客の安全を預かる

 パイロットは、航空機などの操縦を行い、主に人や物資の輸送に携わります。大型旅客機の操縦のほか、自衛隊のパイロットとして活躍する道もあります。国内では、狭い場所でも離着陸できる特性を活かしたヘリコプターのパイロットの活躍の場が広がっています。なかでも、医師と看護師をいち早く事故現場に派遣するドクターヘリなどの活躍が注目を浴びています。

つくには?

常に新しい技術を吸収する

 一般に民間航空機(定期便)のパイロットになるためには、大学(専門学校)に2年以上在籍して所定の単位取得後、航空大学校に入学して学び、航空会社へ入社する道のほか、大学卒業後に航空会社に入社して自社養成パイロットとなる道があります。さらに、最近では東海大学や桜美林大学をはじめ、パイロットを養成する操縦科などを設置している学校もあり、パイロットになる道は広がっています。必要となる国家資格「事業用操縦士」には200時間以上の飛行訓練が課せられているほか、無線に関する資格や国際線に必要な英語資格など高い技能や知識が求められます。

適性は?

人間性を磨き続ける

 機材のハイテク化により、パイロットはシステムオペレータとしての役割が大きくなってきました。そのため、高度なコンピュータシステムを理解し、細心の注意を払いながら安全運航を行う能力、安全に対する責任感はもちろん、状況に応じた的確な判断力など高度な精神力が必要とされます。さらに、周囲と連携して問題を解決するコミュニケーション能力も重要です。そして、航空法の定める身体条件を満たす健康体を維持する自己管理能力も大事な要素となります。

関連学科

パイロット学科、操縦科 など

持っていると有利な資格

航空従事者技能証明(ライセンス)、航空身体検査証明、無線従事者資格 etc.

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