航空の仕事

航空の主な職業

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パイロット・整備士の養成が急務

世界の旅客需要は過去最高水準へ
需要に対し機材や人材の供給が不足

 国際航空運送協会(IATA)は2025年の航空業界の総売り上げが、史上初の1兆ドルを突破すると発表しました。総旅客数は52億人で、こちらも史上最高。どちらも大台に乗ったことで、航空業界は世界規模で拡大を続けているとみられ、2026年にはさらに4~5%の増加が予想されています。特に需要を牽引しているのが、アジア・中東・欧州地域で、日本も訪日外国人観光客が増加しています。
 こうした需要拡大に対し、機体・部品・燃料・人材の供給が追いついていないという指摘もあります。燃料不足で便を増やしたくても増やせない状況だったり、ANAが立ち上げたブランドAirJapanが休止に追い込まれたのも期待や部品の供給不足が一因とも言われています。日本旅行業協会(JATA)の調査によると約8割の事業者が訪日観光客を受け入れるための人材が不足していると回答しています。
 国内の空港事情に目を向けると、成田空港では「第2の開港」と呼ばれる大規模な再開発が着々と進められています。現在の年間発着容量30万回を50万回に増やすため、2028年度末の供用開始を目標に、C滑走路の新設やB滑走路延伸が進められています。今後は羽田空港と併せ「首都圏発着年100万回」実現に向けた、まさに国家プロジェクト。その羽田空港も需要は堅調で、2025年の旅客洲は前年比微増の約765万人。隣接する商業施設「羽田エアポートガーデン」も大人気で、空港エリアが観光地となっています。
 航空旅客運送量が増えれば、当然パイロットの人数も今まで以上に必要になりますが、現在、パイロットの供給が追いつかず、航空各社は頭を悩ませています。
 国土交通省は、パイロット定年の年齢引き上げや、自衛隊OBの採用など対策に乗り出しています。また、国内での人材育成に重点を置き、高額な授業料がネックであった私立大学のパイロット養成課程の学生に対し、奨学金制度導入を検討するなど、優秀な人材の育成に期待を寄せています。

●日本に就航している主なLCC(格安航空会社)
ピーチ・アビエーション、スプリング・ジャパン、エアプサン、エアアジア、ジェットスター、ジップエアトーキョー、チェジュ航空、タイガーエア台湾、ティーウェイ航空 他
※2026年5月 さんぽう調べ
(参照:航空新聞)

お役立ちDATA
初任給例約24.2万円
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査(速報)」
※航空機操縦士(20~24歳/男女計)の例
活躍の場□航空会社 □航空機使用事業 □航空機器メーカ一 □空港関連事業会社 etc.
関連資格●航空整備士 ●航空無線通信士 ●自家用操縦士


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