円滑な運航のカギを握る
どんな仕事?
的確な指示を操縦士に送る
グランドハンドリングスタッフは、主に空港の駐機スポットで仕事を行います。スタッフの業務は、離発着時の航空機に合図を送っての誘導(この時、パドルと呼ばれる棒やライトを使って離発着時の航空機に合図を送るスタッフを「マーシャラー」と呼びます)、飛行機の主翼部分が周辺の機材や他の航空機に接触しないか確認し、コクピットに合図を送る「ウイングウォッチ」、到着した航空機を大型の特殊車両で誘導、押し出す「プッシュバック・ト ーイング」、貨物コンテナの搭降載、ターミナルと航空機をつなぐ旅客用の搭乗橋(パッセンジャーボーディングブリッジ)の運転による装着と離脱、お客様のお出迎え、機内のパイロットと無線でやり取りしながら出発するまでの見送りなど、さまざまに分かれています。
つくには?
即戦力としての技術を身につけよう
グランドハンドリング業務を行う会社や空港業務代理店などに就職します。航空関連のコースがある専門学校で、特殊車両の運転技術など、即戦力となる知識や技能を身につけておくとよいでしょう。就職後は、訓練や社内試験などを受けながらそれぞれの業務に携わることになります。
関連学科
エアロサポート科、エアポート学科 など
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