ハードウェア、メカトロニクスの主な職業
AI・IoT対応製品の普及が進む 新しいハードが続々と誕生
ドローン、サービスロボットの普及に期待がかかる
高い技術力から巨大な市場規模を持つ日本のハードウェア製品ですが、近年急速に市場規模を拡大しているのがドローンです。最近では民間でのホビー用や空撮での使用にとどまらず、配達、農薬散布、測量、災害調査などの業務用での使用も増加しています。千葉県君津市ではドローンの操縦、撮影、診断までを職員が行う橋梁の点検がされ、コストや時間を大幅に削減することに成功しました。また、 2022年6月には航空法の改正が行われるなど法整備が進み、専門学校ではドローン開発を学ぶための専攻学科が新たに新設されるなど今後のドローン普及に更なる期待がされています。
同様に、盛り上がっているのがサービスロボットの開発事業です。最近では感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」をはじめ、自律型コミュニケーションロボット「Palmi(パルミー)」や介護・リハビリ用に開発した歩行アシストロボットなど日常生活をサポートするサービスロボットが身近な存在になりつつあります。その他にも、生活を便利にするお掃除ロボットやスマートスピーカ ーなどの家電の普及も広がっています。今後、人材不足を補うためドローンやロボットのような機器の開発・研究がさらに進むことが予想されるとともに、技術者の活躍が期待されています。
お役立ちDATA
初任給例 | 約19.8万円~ 22.8万円 (参考資料:(一社)情報サービス産業協会「2021年度版 情報サービス産業 基本統計調査」) |
活躍の場 | □コンピュータメーカー □半導体メーカー □通信会社 □通信機器メーカーetc. |
関連資格 | ●情報処理技術者試験etc. |
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