ハードウェア、メカトロニクスの仕事

ハードウェア、メカトロニクスの主な職業

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AI・IoT対応製品の普及が進む 新しいハードが続々と誕生

ドローン、サービスロボットの普及に期待がかかる

 高い技術力から巨大な市場規模を持つ日本のハードウェア製品ですが、近年急速に市場規模を拡大しているのがドローンです。最近では民間でのホビー用や空撮での使用にとどまらず、配達、農薬散布、測量、災害調査、点検などの業務用での使用も増加しています。株式会社インプレスの『ドローンビジネス調査報告書2024』によると、2023年度の日本国内のドローンビジネスの市場規模は3,854億円と推測され、2022年度の3,111億円から743億円増加しています(前年度比23.9%増)。また、2022年12月には航空法でドローン関する新しいルールが施行されており、今後の更なる普及が見込まれます。
 同様に、盛り上がっているのがサービスロボットの開発事業です。最近ではネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」をはじめ、自律型コミュニケーションロボット「Palmi(パルミー)」やや介護・リハビリ用に開発した歩行アシストロボットなど日常生活をサポートするサービスロボットが身近な存在になりつつあります。その他にも、生活を便利にするお掃除ロボットやスマートスピーカーなどの家電の普及も広がっています。今後、人材不足を補うためドローンやロボットのような機器の開発・研究がさらに進むことが予想されるとともに、技術者の活躍が期待されています。

お役立ちDATA
初任給例約20.7万円~23.8万円
(参考資料:(一社)情報サービス産業協会「2023年度版 情報サービス産業 基本統計調査」)
活躍の場□コンピュータメーカー □半導体メーカー □通信会社 □通信機器メーカー etc.
関連資格●情報処理技術者試験 etc.

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