ハードウェア、メカトロニクスの主な職業
AI・IoT対応製品の普及が進む 新しいハードが続々と誕生
ドローン、サービスロボットの普及に期待がかかる
高い技術力から巨大な市場規模を持つ日本のハードウェア製品ですが、近年急速に市場規模を拡大しているのがドローンです。最近では民間でのホビー用や空撮での使用にとどまらず、配達、農薬散布、測量、災害調査、点検などの業務用での使用も増加しています。株式会社インプレスの『ドローンビジネス調査報告書2023』によると、2022年度の日本国内のドローンビジネスの市場規模は3,086億円と推測され、2021年度の2,308億円から778億円増加しています(前年度比33.7%増)。また、2022年12月には航空法でドローン関する新しいルールが施行されており、今後の更なる普及が見込まれます。
同様に、盛り上がっているのがサービスロボットの開発事業です。最近ではネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」をはじめ、自律型コミュニケーションロボット「Palmi(パルミー)」や介護・リハビリ用に開発した歩行アシストロボットなど日常生活をサポートするサービスロボットが身近な存在になりつつあります。その他にも、生活を便利にするお掃除ロボットやスマートスピーカーなどの家電の普及も広がっています。今後、人材不足を補うためドローンやロボットのような機器の開発・研究がさらに進むことが予想されるとともに、技術者の活躍が期待されています。
お役立ちDATA
初任給例 | 約20万円〜23万円 (参考資料:(一社)情報サービス産業協会「2022年度版 情報サービス産業 基本統計調査」) |
活躍の場 | □コンピュータメーカー □半導体メーカー □通信会社 □通信機器メーカーetc. |
関連資格 | ●情報処理技術者試験etc. |
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