コンサートの大型化で活躍の場が広がる
どんな仕事?
光などを操りステージを盛り上げる
ステージや会場全体を、機材を用いて華やかに演出する仕事です。コンサート・ライブの大型化に伴い、客席を含めたスタジアム・アリーナ全体の演出がより高度になってきました。例えば、観客全員が持つペンライトやバングル型LEDライトによる特殊効果は人気があり、現在多くのアーティストが取り入れています。これは、コンピュータからの信号を受けたライトを楽曲に合わせてリズムや色を自在に変えて点滅させ、観客一人ひとりが光の一部になったかのような演出は会場の一体感をつくり出すことができます。建物の壁に映像を映すプロジェクション・マッピングもステージで多用されています。
つくには?
IT技術など最先端の知識は有利に
プロジェクションマッピングなどの演出は、コンピュータプログラミングを用います。プログラミングの知識は新しい技術を取り入れる際に有利となるでしょう。大学や専門学校の情報系学部や学科で知識を得たり、最近では音楽・エンターテインメント系の専門学校でも情報技術を学ぶ学科があります。卒業後はシステム開発系の企業に就職したり、独立して活躍する人もいます。
その他、花火やスモーク、銀テープ、CO₂(ドライアイスなど)といった特殊装置を用いて舞台や客席を盛り上げる演出を行う技術者もいます。専門の企業があり、入社して現場で腕を磨くこともできます。
関連学科
CG科、CG映像学科、CGクリエイター科 など
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