コンサート・舞台製作を支える主な職業
最高のステージをつくり出し、オーディエンスに夢と感動をあたえる
コンサートツアーを回る1つの“チーム”
アーティストマネージャーのページでも紹介しましたが、コンサートツアーには準備段階から多くのスタッフが関わり、当日のステージを迎えて終演後に次の会場へ移動をします。
ステージでの演奏時間は2時間あまりでも、コンサートを支えるスタッフは朝からそれぞれの担当の仕事を黙々と行い、準備を整えてリハーサルを開始します。さらに終演後も撤収作業がありますので、コンサートスタッフは拘束時間の長い、力仕事もある過酷な現場を連日こなす仕事です。
●スタッフの手による「確実な仕事」
ここで紹介するイベンター、舞台監督、音響、照明、美術、楽器担当のコンサートスタッフは、日ごろ観客の目にはあまり触れませんが、彼らをはじめコンサートを支えるすべてのスタッフの職人技ともいえる確実な仕事の上に、楽しいコンサートが毎日無事に成立していることを、ぜひ知ってもらいたいと思います。
●ポストコロナは確実に動員増加へ
かつては「コンサートは若い人のもの」と言われていましたが、現在では昭和に活躍したアイドル歌手がコンサートを精力的に行い、そこには当時応援していたシルバー世代の人たちも多く足を運んで活況をみせています。
日本におけるライブ・フェスやコンサートは、今ではより身近なレジャーに発展しています。しかし、毎年の大型台風やコロナ禍の影響が今後どう及ぼすのか、注視が必要です。
お役立ちDATA
初任給例 | イベンター:20万円〜 |
活躍の場 | □クラブ □ライブハウス □コンサートツアー etc. |
関連資格 | ●イベント検定 ●舞台機構調整技能検定【国】 ●映像音響処理技術者資格認定試験 etc. |
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