漫画家

技術や感性を作品に込める

どんな仕事?

絵、話、キャラ全てに求められるセンス

 プロの漫画家は出版社と契約し、ストーリー漫画や4コマ漫画を執筆します。ただ絵が上手いだけでは通用しない世界なので、読者を魅了するストーリーやキャラクターの構築など、独自の作風を確立するために、あらゆる分野に興味をもつことが肝心です。
 漫画ができるまでの流れは、まず、最初にどんなストーリーにするかを編集者と打ち合わせして、それに沿ってネーム(コマ割りやセリフ、キャラクターなどが大まかに描かれたラフ)を考えます。ネームは双方が納得いくまで煮詰められ、編集者のOKが出たらペン入れとなります。主線を入れ、スクリーントーンを貼って効果を出し、はみ出しやミスをホワイトで修正します。最終的には絵のクオリティを上げるため、群衆や背景などを描くアシスタントも総動員で完成させます。
 漫画家には、読者を引き込むストーリーや魅力的な登場人物の作成など、すべてに渡ってセンスと能力を兼ね備えていることが求められます。個性的な作風や確かな作画技術はもちろん、物語の構成力や時代に敏感な感性などが不可欠です。

つくには?

賞に応募、持ち込み、アシスタント

 漫画雑誌の編集者に自分の作品を認めてもらうことが必要ですが、そのためには各出版社が設けている漫画家新人賞に入選するのが一番の近道です。プロの漫画家のもとでアシスタントとして経験を積んでも、独学で編集部に持ち込むこともできますが、どちらのケースも最終的には賞に応募する形をとることが多いです。ネット、マンガアプリへの投稿や同人誌を作るなどして、趣味から仕事に繋げるケースもあります。
 もちろん、専門学校や大学などで、しっかりとした作品の構成力や、色について理解し、立体的な感覚を養うなどの基礎教育を身につける方法もあります。これらを身につけて初めて、何を描きどう表現するかといった、漫画を描く上で欠かせない基礎をきちんと理解できるのです。また、日常生活の様々な経験からインスピレーションを感じたり、多様なメディアに接して知的好奇心を養ったりするなどの努力も必要です。

関連学科

漫画クリエイター科/アニメ・マンガ科/まんが表現学科 など

持っていると有利な資格

特になし(各種グラフィック・CG系の資格、 また色彩検定やレタリング技能検定などを身につけていると便利)

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