競走馬に夢と情熱をかける
どんな仕事?
馬主から競走馬を預かり、食事の世話や健康管理、ケガをした時の応急手当や獣医の手配、寝ワラをきれいにするベッドメーキングなどを担当するのが、きゅう務員( 廐務員) の仕事です。馬の調子を見極めながら、えさの飼葉を調教師の指示に従い調整します。また、馬を曳いたり、騎乗して歩かせたり、調教前の馬の準備運動も担当します。
以前のきゅう務員は馬を曳くぐらいでしたが、最近では馬をより強くするため、調教まで行える調教きゅう務員や、騎乗できるきゅう務員の需要が高まっています。
つくには?
日本中央競馬会(JRA)のきゅう務員になる場合は、中央競馬会競馬学校のきゅう務員課程(6ヵ月)を卒業し、日本調教師会が行う採用試験に合格することが必要です。
地方競馬全国協会の場合は、調教師と雇用契約を結び、各競馬場の主催者( 関東の場合は関東地方公営競馬協議会) の認定後、各廐舎ごとの採用になります。
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