動物ショートレーナー

楽しい動物ショーの名脇役

どんな仕事?

動物と心かよわせて根気強くつきあう

 人々に夢を与える動物ショー。舞台で演じる動物たちの、飼育と調教を担当するのが動物ショートレーナーです。エサや排便の世話、ショーのための調教、衣裳や大道具・小道具の製作、そして訪れる人たちへの接客など、仕事は外から見るよりずっとハードですが、楽しい仕事でもあります。動物は言葉を話せないので気持ちがうまく伝わらず、苦しい時もありますが、それを乗り越えていく根気強さが必要です。

つくには?

人前で堂々とふるまう力も必要

 ショーのトレーナーとなるには動物園や水族館に就職する必要があります。トレーナーとしての募集でなく飼育員という枠で募集される場合がほとんどですので、すぐにトレーナーになれるとは限りません。実際の仕事では、動物に対する愛情はもちろん、思い通りにはいかない動物の調教を日々辛抱強く行っていける忍耐力と、動物園や水族館に来園したお客さんに応対するコミュニケーション能力が必要です。特別な資格はいりませんが、大学の生物系学科、専門学校の動物系学科で知識を身につけておくと仕事に役立つでしょう。

関連学科

動物飼育学科 など

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