組込みエンジニア

家電・自動車などをより便利に利用できるシステムを開発

どんな仕事?

パソコン以外で活躍するプログラムを作る

 私たちの身の回りのテレビ、冷蔵庫、電子レンジなどといった家電製品には、コンピュータによって制御されたプログラムが組み込まれています。例えば、炊飯器のボタンを押せば時間通りにお米が炊けるのも、エアコンが人の動きを感知して風量や向きを変えるのもシステムのおかげです。組込みエンジニアは、このようにパソコンではなく特定の目的の電子製品に組み込まれたシステムを開発するスペシャリストです。
 仕事の内容はSEとほぼ同じですが、電子製品のなかに小さなコンピュータシステムを組み込むので、ソフトウェアだけでなく時にはコンピュータシステムのハード部分を設計することもあります。そのため、ソフトウェア・ハードウェア両方の知識があると良いでしょう。

つくには?

プログラミング言語とハードウェアの知識が重要

 大学・短大・専門学校などで、コンピュータ系の学科に進み、プログラミングの知識やハードウェアに関する知識を学ぶとよいでしょう。組込みシステム開発には多くの場合C言語が使用されています。組込みシステムが搭載される機器は、WindowsやMacなどの一般的なコンピュータとは別のOS(基本ソフトウェア)が内蔵されているため、OSの特徴などの知識を身につけると良いでしょう。

関連学科

電子機器組込みソフトウェア学科/コンピュータシステム学科/電子工学科 など

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