プログラマー

設計図に基づき形にする

どんな仕事?

設計したソフトを動かすプログラムを作成

 ゲームやスマートフォンアプリ、パソコンのソフト、業務用システムなどのソフトウェアや、検索・入力などさまざまな機能を持つウェブサイトがしっかり動作するのは、プログラミング言語によって記述したプログラムがあるからです。ソフトウェアの設計を中心に行うシステムエンジニアに対して、その設計に基づいて実際にプログラミング言語を用いてコードを書き、プログラムを作成していくのがプログラマーです。ただし、これら2つの職業のはっきりした区別はなく会社によるところが大きいです。ソフトウェアやWebサービスの技術は日に日に進歩しており、常に新しい技術やプログラミング言語を学んでいく必要があります。

つくには?

プログラミング言語を習得する

 IT・情報系の大学・短大・専門学校などでコンピュータの知識やプログラミングの知識・技術を身につけておくことが仕事に就くための近道です。また、インターネット上を調べればさまざまな情報が溢れているため、独学で習得し、アプリの開発を行う人もいます。プログラミング言語は、代表的なC言語や、Androidのソフトウェアに使用されるJava、WebプログラミングではJavaScript、PHP、Ruby、AI開発ではPythonなどが人気です。また、ほとんどのシステムで、データベースやネットワークを使用するので、これらの知識を学んでおくと良いでしょう。

【利用しているプログラミング言語TOP10】
1位 Python
2位 Java
3位 JavaScript
4位 C#
5位 VBA
6位 C++
7位 C
8位 TypeScript
9位 PHP
10位 VB.NET
出典:プログラミング言語利用実態調査2023(日経×TECH)

適性

根気強さと向上心が大事

 コンピュータ言語などの抽象的な記号を使い、長時間パソコンに向かい作業をするので根気強さが重要です。同時にプログラミングをするには物事を論理的に考える能力も求められます。他の人が見てもわかりやすいプログラムを書く必要があるため、そういったこだわりを持って物事に取り組めると仕事にも役立つでしょう。

関連学科

情報システム科/ゲームクリエイター学科/ITエンジニア科 など

持っていると有利な資格

情報処理技術者試験、Oracle認定Javaプログラマ、Android™技術者認定試験 など

関連記事

ページトップへ