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【業界就職最前線】依然高いニーズを誇るIT人材。企業の求人数は例年並み

IT・ソフトウェア・ネットワーク

当社では、IT・情報系の学科・コースを設置している大学、専門学校などにアンケート調査を実施。就職の現状や就職指導のしかた、業界の展望などの“生の声”を入手しました。就職を取り巻くさまざまな現状について、一緒にみていきましょう。

人手不足のIT企業 エンジニアは引く手あまた

 AI、IoT、ドローン、スマホアプリ、ウェアラブル端末等、IT技術は急激に進化しています。そのIT社会を支えるプログラマーやエンジニアの人材不足は深刻化しており、大手企業、中小企業を問わずIT人材を積極的に採用する動きが高まっています。
 また、新型コロナウイルスの流行によってさまざまな企業が業績悪化している中で、IT業界に限っては、在宅勤務の推進やインターネット通販の利用増などにより、業績を伸ばす企業も多く見受けられました。ポストコロナまたはアフターコロナと呼ばれる流行収束後の時期においてはWebサービスを中心にIT系の需要増加が予想され、人材採用についても売り手市場の傾向は続くものとみられています。

※以下、アンケートよりコメント一部抜粋
●「全員在宅勤務の企業などが現れるなど、働き方が完全に変化している。サービス、観光系など、対面での職種の弱さが浮き彫りになり、人々の価値観がかなり変化している。コロナ収束後に、一気に揺り戻しはあると思うが、完全には元に戻らないと予測している。」(近畿コンピュータ電子専門学校)
●「IT系エンジニアの求人は、今後さらに増加していくと予測される。」(専門学校サンテクノカレッジ)
●「IT業界において、資格重視ではなくなってきた。」(神戸電子専門学校)
●「クリエイターの企業が少し下がったが、他業種企業の求人でプラスマイナスゼロという状況」(日本電子専門学校)

多くの企業を見て自分のキャリアプランを考えよう

 アンケートでは各学校が行っている就職支援についても調査しました。昨年度、学校が力を入れていたと回答したのは、「企業説明会の実施」「挨拶・マナー」「面接指導」の3つ。多くの企業が人材を求める中で、自分に合った働き方や企業を選ぶ支援として、インターンや企業説明会を各学校が行っています。「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないように、企業と直接会って話をできる機会を利用して、自分の目で見て就職先を考えることが重要です。
 また、社会人として基本的なマナーやコミュニケーション能力を身につけることに力を入れている学校も多くありました。就活準備として身だしなみセミナーやメイクセミナーを行っている学校も。企業説明会や面接で、採用担当者と顔を合わせる機会は数多くあります。その時社会人としての基礎ができているか、といった点は多くの企業がチェックしています。

自ら学ぶ姿勢を大切にスキルを身につけよう

 めまぐるしい速度で技術が進化している業界なので、就職してからも日々学ぶ姿勢が重要になります。与えられる学びだけではなく、常に広い視野と好奇心をもって積極的に学ぶ姿勢を学生のうちから意識すると良いでしょう。ほかにも、語学力やマネジメントなど+αの能力を身につけることは、仕事の幅を広げることに役立ちます。

学校に聞いてみました

Q1.どんな点に力を入れて就職支援を行ないましたか?
どんな点に力を入れて就職支援を行ないましたか?

Q2.求人数は昨年と比べてどのような変化がありましたか?
どんな点に力を入れて就職支援を行ないましたか?

Q3.企業が学生に求めるスキルに変化を感じますか?
企業が学生に求めるスキルに変化を感じますか?

コロナ禍での就職指導は?新たな取り組みなど

 コロナ対策により、多くの企業が説明会や面接をオンラインで行うようになっています。今まで主流となっていた企業に直接訪問しての面接とはまた違った対策が必要となるため、学校でもそれらに対応できるようオンライン採用に向けての就職指導に取り組んでいるようです。

※以下、アンケートよりコメント一部抜粋
●「コロナ対策で、オンラインでの就職活動を学生に勧めた」(東京ITプログラミング&会計専門学校)
●「就職指導にオンライン面接対策を取り入れた」(日本電子専門学校)
●「オンライン面談などで学生のサポートをより強化」(神戸電子専門学校)
●「オンラインへの対応。WEB採用試験時の注意点など指導。校内でのWEB校内企業説明会、WEB採用試験への対応等」(近畿コンピュータ電子専門学校)
●「WEB面接の指導に取り組んだ」(専門学校サンテクノカレッジ)
●「ほとんどの企業がオンライン面接を導入したため、その対策に注力した」(アーツカレッジヨコハマ)
 また、オンライン採用や在宅勤務が増えたことで、これまでは視野に入れていなかった地域の企業にも目を向ける学生が増加するなど、コロナ対策としてだけではなく他の点においてもオンラインの導入にはメリットがあり、コロナが収束した後もこの取り組みが続くと思われます。

学校に聞いてみました

Q1.新型コロナウイルス感染症の影響で、業界の就職動向に変化を感じますか?
新型コロナウイルス感染症の影響で、業界の就職動向に変化を感じますか?
具体的にどんな変化を感じますか?
●長引く経済への影響を考え、採用数を減らす企業と、逆に優秀な人材を採用するチャンスと考え、増やす企業が現れた。また、職種が在宅勤務を行いやすい環境であり、文系・理系問わず、IT希望者は増えている。採用試験もWEBが増え、全国的に応募がしやすい状況となった。
●音楽業界を目指す学生の求人が厳しい。
●県内外共に求人数は減少しており、IT関連の大手や地元一般企業からの減少が見られるが、就職希望者は全員内定しており、例年と同様である。

(出典:当社実施アンケート)

2022年1月26日更新

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