動物たちの癒しの力で人々に元気と安らぎを与える
どんな仕事?
最近では犬以外の動物も活躍
患者や高齢者に犬などの動物と触れ合わせることで癒しを与え、精神的な疲れの回復やストレスの軽減を促します。医療行為の一部として治療にあたるアニマル・アシスティッド・セラピー(AAT=動物介在療法)と、癒しの効果を与え、生活を豊かにするアニマル・アシスティッド・アクティビティー(AAA=動物介在活動)に分かれます。現在まだ独立した職業ではありませんが、介護施設や医師が治療の一部として利用しています。最近では犬以外に、猫、イルカ、うさぎ、馬などの動物が活躍するケースもあります。
つくには?
福祉と動物の知識を学ぼう
まだ職業として確立していないので、この活動にかかわるにはアニマルセラピーに関するNPOなどに所属するか、または動物介在活動を取り入れている老人ホームなどの福祉施設に就職する必要があります。必須の資格はありませんが、動物の知識と福祉の知識の両方が必要です。アニマルセラピーコースを持つ専門学校に通って学ぶか、日本アニマルセラピー協会認定の資格を取得するとよいでしょう。
関連学科
アニマルサイエンス学科 など