建築技術者

柔軟な発想や、美的センスも重要

どんな仕事?

建築物の設計から工事の指導・監督まで

 建築士は「建築士法」で定められた国家資格で、建築物の設計、工事監理を行うほか、契約に関する事務や工事の指導・監督などを行います。種類は「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」の3種があり、それぞれ扱える建築物の規模などが異なります。また、一級建築士のさらに上位の資格として「構造設計一級建築士」と「設備設計一級建築士」があります。一級建築士として5年以上の経験が必要で、一定規模以上の建築物を設計する際に有資格者の確認が必要になります。建築士は、建物の使用目的や予算に合わせて法に基づいた設計をします。依頼主から希望を引き出すコミュニケーション力や柔軟な発想、美的センスなども求められます。

つくには?

設計や工事監理は、建築士の独占業務

 建築技術者として活躍したいなら、建築士の資格取得を目指すのがいいでしょう。建築士の資格があれば、個人や企業の依頼を受けて、建築物の設計や工事監理をすることができるようになります。建物を建築するための設計や工事監理は、建築士の独占業務です。建築士の資格を取得するのにいくつか方法がありますが、大学や専門学校などで指定科目単位を履修し、受験資格を得るのが近道になるでしょう。

関連学科

建築学科、環境建設工学科、都市工学科 など

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