鉄道運転士

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質の高いサービスと技術が求められる

どんな仕事?

常に的確な状況判断を求められる

 走行している線路の状況や車両の状況を常に確認しながら、決められたダイヤに基づいて安全に列車を運転します。電車には自動列車停止装置(ATS)や、自動列車制御装置(ATC)など、安全装置技術が導入されていますが、運転には集中力が必要です。そのため、一人の運転士が連続して乗務出来る時間は、2時間から2時間半と決められ、この時間を終えると、次の乗務まで必ず休憩を取ります。勤務時間は、列車の運行スケジュールに合わせて交代制で乗務します。

つくには?

国家試験で免許を取得する

 一般的に社内の適性検査を受けて運転士になるための教習課程へ進みます。教習課程では、国家試験「動力車操縦者運転免許」の取得を目指します。この「動力車操縦者運転免許」は12種類あり、新幹線を運転するための「新幹線電気車運転免許」や一般的な電車を運転する「甲種電気車運転免許」、路面電車を運転できる「乙種電気車運転免許」などがあります。

◆免許の種類◆

  • 甲種蒸気機関車運転免許
  • 甲種電気車運転免許
  • 甲種内燃車運転免許
  • 乙種蒸気機関車運転免許
  • 乙種電気車運転免許
  • 乙種内燃車運転免許
  • 新幹線電気車運転免許
  • 第一種磁気誘導式電気車運転免許
  • 第二種磁気誘導式電気車運転免許
  • 第一種磁気誘導式内燃車運転免許
  • 第二種磁気誘導式内燃車運転免許
  • 無軌条電車運転免許
適性は?

強い責任感が必要な仕事

 安全性に対する責任感を持ち、正確な運転技術を身につけなくてはなりません。視野の広さだけではなく、瞬時に状況を把握する理解力とともに的確な判断を下す冷静さを兼ね備える必要があります。

関連学科

鉄道サービス学科 など

持っていると有利な資格

動力車操縦者運転免許 etc.

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