鉄道の主な職業
通勤・通学からリゾートまで生活に欠かせない交通を支える
観光需要や出社回帰で利用者数は増加傾向

鉄道業界は、新型コロナウイルスの感染拡大によって大きな影響を受けました。外出自粛やテレワークの普及、訪日外国人観光客の減少などにより、旅客輸送は大幅に落ち込み、JRグループや私鉄各社は厳しい経営環境に直面しました。
しかし近年は、観光需要の回復や出社回帰の流れを背景に、利用者数は増加傾向にあります。2025年度の大手私鉄16社の輸送人員(定期客)ランキングを見てみると、京成電鉄が40.0%の増加を記録し、前年3位からトップとなりました。南海電気鉄道も10.5%増で前年15位から2位へ大きく順位を上げています。西日本鉄道も5.0%増と好調でした。全体として、コロナ禍からの回復が進み、多くの鉄道会社で輸送人員が増加しています。
また、鉄道各社は訪日外国人観光客(インバウンド)需要の取り込みにも力を入れています。特に空港アクセス路線や観光地を結ぶ路線では利用者が増加しており、多言語案内の充実や観光客向けのお得な乗車券の販売など、利便性向上の取り組みが進められています。
一方で、少子高齢化による利用者数の減少や人手不足への対応は、今後の大きな課題です。そのため各社では、駅業務の自動化やキャッシュレス化、AIを活用した運行管理など、デジタル技術を活用した効率化にも力を入れています。鉄道業界は、人々の移動を支える社会インフラとしての役割を担いながら、新たな時代に対応するための変革を進めています。
お役立ちDATA
| 初任給例 | 約23.4万円 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査(速報)」 ※車掌(20~24歳/男女計)の例 |
| 活躍の場 | □ステーションスタッフ □乗務員(車掌・運転士) □車両整備 etc. |
| 関連資格 | ●機械・プラント製図技能士(2級)●テクニカルイラストレーション技能士(2級) |
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