
生活スタイルの変化により活発化
<インターネットの利用率(個人)>※1 86.2%
<インターネット付随サービス業売上高>※2 約8兆2,924億円
※1 総務省「令和5年通信利用動向調査」
※2 総務省「2024年情報通信業基本調査」
<SNS利用者数> 8,415万人
<ネット利用者のSNS利用率> 78.4%
※出典:ICT総研「2024年度 SNS利用動向に関する調査」
<国内動画広告市場規模> 7,249億円(昨年対比116%)
※出典:㈱サイバーエージェント、㈱デジタルインファクト2024年調査による
<消費者向け電子商取引市場規模> 24.8兆円(前年比9.23%増)
※出典:経済産業省 令和5年度「電子商取引に関する市場調査」
コロナ禍で普及したテレワークへの対応やシステム老朽化への対策として企業のクラウドシフト※が進んでいます。自社のサーバやネットワークシステムをクラウドシフトすることで、障害対応の手間やセキュリティリスクの改善が見込めます。クラウドシフトやDX化が進むことにより、それを支援するITコンサルティングの需要も高まっています。IT関連の専門知識を持つ人材は大幅に不足しており、人材の確保が今後の大きな課題です。
※オンプレミス環境(サーバーやネットワーク機器を自社で保有し管理・運用する)から、自社での管理・運用が不要なクラウド環境に移行すること。
PC等の需要は増加 IoT機器の進化に期待
<パソコン出荷台数> 約831万台(前年比24.3%↑)
<スマートフォン出荷台数> 約455万台(前年比19.2%↓)
<タブレット端末出荷台数> 約72万台(前年比9.5%↑)
※出典:(一社)電子情報技術産業協会
パーソナルコンピュータ・携帯電話・タブレット端末国内出荷実績 2024年度の数値
一時は需要が収まりつつあったパーソナルコンピュータの国内出荷台数ですが、近年は増加しています。業界全体では、ドローンや音声認識技術を組み込んだアレクサなど、ハードウェアとインターネットを掛け合わせたIoTがトレンドとなっており、多くのベンチャー企業が参入し成長をみせています。世の中を便利にするIoTが今後ますます加速を続けていくことで、ハードウェア業界のニーズも高まっていくでしょう。
人と協働する産業用ロボットが普及
<日本の産業用ロボット設置台数>
約4.6万台(前年比9%↓)
※出典 2024年国際ロボット連盟調べ(2023年の台数)
<ロボット(マニピュレータ含む)出荷台数>
約22.7万台(前年比19.6%↓)
<ロボット(マニピュレータ含む)出荷金額>
9,226億円(前年比12.2%↓)
※出典 (一社)日本ロボット工業会 2024年年間統計
日本の工場における産業用ロボットの年間出荷台数は、この10年の間に約2倍に増えました。接続性が向上したことにより、これまで自動化に取り組んでこなかった製造分野にロボットを導入する事例が増え、人間とロボットが協働する現場が浸透しています。海外市場の悪化により、受注・生産・出荷額が前年よりも落ちていますが、世界的な自動化需要は高水準にあるので、今後もロボット業界は成長が期待されるでしょう。
A.バグ修正やテストをAIに任せて開発ペースを上げる。開発者とはフォローしあう存在に
AI拡張型開発とは、AIを活用してソフトウェア開発の効率を向上させる手法です。コード生成、デバッグ、テストの自動化などにAIを取り入れることで、開発スピードと品質の向上が期待されています。DMM.comの実証実験では、コーディングAI「Cline」はバグの特定や修正を、人間の半分以下の時間で完了できることが示されました。
とはいえ、AIが得意とするのは、学習データを参考にして行う作業です。最新の技術など前例のない作業は、利用者自身が行う必要があります。AIに開発作業をどこまで任せるか、利用者の技能と判断力が問われるでしょう。
A.成層圏から無線通信サービスを提供するシステム
HAPS(ハップス)とは「High Altitude Platform Station」の略称で、無人航空機などを利用し、成層圏から広域な無線通信サービスを提供する新しい通信システムのことです。従来の地上系ネットワークではカバーできない山岳部や離島などで利用できる点がメリットです。2027年の実用化に向けて多くの事業者が参画し、「空飛ぶ基地局」としての無人航空機の開発を行っています。
A.病気治療や狭いところでの作業が期待されています
その名の通り、マイクロサイズの小さな自律型のロボットです。将来的には小さなロボットが体の中に入り、病気の治療に活用されることが期待されています。そのほかにも、エネルギー消費量が少ないことや廃棄物の削減などのメリットが挙げられ、多方面での活躍が考えられます。しかし、小さなサイズのロボットにコンピュータや動力源を収納する必要があるため、開発は困難を極めます。実用化のため、今後の研究が盛んになる分野の1つでしょう。
| 資格・検定名 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| ITパスポート試験【国家資格】 ※2024年度実施累計 |
273,905名 | 134,617名 | 49.1% |
| 基本情報技術者試験【国家資格】 ※2024年度実施累計 |
133,732名 | 54,501名 | 40.8% |
IT・コンピュータ・エンジニア関連の職種は求人も多く、就職状況は安定しているといえるでしょう。
では、就職後はどうでしょうか。初任給について下の表で比べると、一般的に4年制大学卒業者は短大・専門学校卒業者、高卒者よりも高いことがいえます。しかし、IT業界においては、個人の技術や能力、発想力が重要となるので、頑張り次第では将来的に収入面で逆転するチャンスもあります。就職後は学歴を問わずに学んできた技術や知識をどのようにいかしていくかが重要となっていくでしょう。
●出身別の初任給の違いの目安
東京都産業労働局「中小企業の賃金事情(令和6年版)」
| 区分 | 高校卒 | 専門学校卒 | 高専・短大卒 | 大学卒 |
|---|---|---|---|---|
| 調査産業計 | 205,900円 | 218,227円 | 216,804円 | 229,507円 |
| 情報通信業 | 207,550円 | 215,279円 | 219,293円 | 227,062円 |
(注)この表の初任給は通勤手当を含んでいない。したがって、平均賃金との比較には注意を要する。