古くから受け継いだ色を紡ぐ
どんな仕事?
日本伝統の着物を華やかに彩る
一般に日本の伝統工芸である着物の染色や織物は、“染織”といわれています。
日本の染色はおもに着物によって受け継がれ、芸術性の高い染色・染織文化が築かれてきました。着物は留袖や訪問着など、仕立てた状態で一枚の絵となるよう描き、染め、織るという高度な技術が継承されています。成人式、結婚式、お茶席、そしておしゃれ着として現代の生活にも根付いています。世界に誇る民族衣装として、海外に着物を持参して行く人も多く、最近は外国人観光客が浴衣を着て街歩きすることが人気となっています。
このような美しい着物は、高度な伝統技術の友禅、ろうけつ染、型染、しぼり染などで作られます。
染色や染織の専門学校では、徒弟制度で10年の歳月を要したものを2~4年の本格教育で全てにわたって学ぶことができます。この様な本格教育をしているところは大学でも少ないのが現状です。
着物は手間をかけて人の手で作られた美術工芸品的なものが多くあります。伝統文化の美しい着物を受け継いで行くには、高度な美術感覚と技術を身につけなければなりません。本格教育によって絵やデザインの基礎もしっかり学べる学校を選ぶことが大切です。
何を学ぶか?
染以外にも日本文化や美術史も
専門学校ではデザインから染の完成に至るまで、ろうけつ染・型染・友禅にわたって総合的に学びます。また、日本文化史、美術史、国文学や養蚕知識などの科目も併せて学びます。
関連学科
美術工芸学科/和裁科/ファッションデザイン学科 など
持っていると有利な資格
・和裁検定 ・色彩検定



