
「食」で人々の健康・暮らしを支える
48.1%
内訳
管理栄養士養成課程 新卒者 80.1%
管理栄養士養成課程 既卒者 11.1%
栄養士養成課程 既卒者 11.7%(令和7年/厚生労働省発表)
管理栄養士・年間名簿登録数 7,610人(令和6年度/厚生労働省発表)
栄養士・年間免許交付数 16,344人(令和5年度/厚生労働省発表)
管理栄養士、栄養士ともに免許交付数は年々減少傾向にあり、特に管理栄養士は大幅に減少しています。また、管理栄養士国家試験合格率も2年連続50%を下回っていますが、受験者数の合計に大きな変化はなく、学校で学んで受験する新卒者の合格率は安定して高い傾向にあります。
60.8%
(令和5年度/厚生労働省発表)
※調理師免許は1年以上養成機関に通えば、交付されます。それ以外の場合は、実務経験2年で受験資格が得られます。
調理師・年間免許交付数 23,790人
(令和5年度/厚生労働省発表)
調理師は長年、人手不足が続いています。最近では特にホテル業界や介護・福祉・医療業界での求人が増加傾向にあります。
59.3%
合格率は年度や都道府県により異なります。
(令和6年度東京の場合/東京都福祉保健局発表)
合格者数 540人
(令和6年度東京の場合/東京都福祉保健局発表)
パティシエに製菓衛生師の資格は必須ではありませんが、就職には非常に有利な資格です。また独立開業の際には、食品衛生管理者講習が免除となります。
全国の飲食店の店舗数 1,427,208店舗
※奈良県分(奈良市を除く)は含まれない
(令和5年度/衛生行政報告例)
インバウンド需要の増加に期待!
(令和3年経済センサス-活動調査より 宿泊業、飲食サービス業)
企業数 426,575社
事業所数 599,058事業所
従業員数 4,678,739人
新型コロナウイルス感染症の打撃から回復し、インバウンド需要が増加しているため、売り上げもコロナ前の水準と同じくらいになっています。国民の外食を含むレジャーへの関心も高く、市場規模も拡大傾向にあります。
全国の病院数 8,122施設
(令和5年医療施設動態調査)
42,446人
そのうち
管理栄養士 29,817人
栄養士 12,629人
(令和5年度総数/衛生行政報告例)
慢性疾患の増加や高齢化に伴う、健康に対する関心の高まりを受け、病気を治療することよりも、病気にならないための「予防医療」に注目が集まっており、管理栄養士、栄養士による栄養指導がさらに求められています。幅広い業務を担うため、業務過多や人手不足、専門性の高い業務への対応が今後の課題となるでしょう。
29,204校(実施率95.6%)
(令和5年度学校給食実施状況等調査)
学校給食調理員(公立・常勤) 18,283人
(令和5年度学校給食実施状況等調査)
栄養教諭 6,924人
(令和5年度5月現在)
(栄養教諭の配置状況)
公立の小・中学校の調理業務については約5割の学校が外部に委託しており、今後も給食受託会社などの活躍が期待されます。学校給食のあり方も以前とは大きく変化しており、栄養バランスだけではなく、アレルギーや食べ合わせを考えることも重要です。加えて、子どもの頃から正しい食生活を指導する重要性も増しており、食育の推進に栄養教諭の存在が不可欠となっています。
A.日本の食文化の魅力を損なうことなく、現代の人々のニーズに合わせて新たな方向性を示しているところです。
「ネオ和食」とは、伝統的な和食の調理法や味わいを基にしつつ、洋風のアレンジを加えた新しいスタイルの和食のことです。多様な食文化に触れ、新しい味を求めている現代の消費者のニーズに応える新しい選択肢として注目されています。また、インバウンド需要の高まりに伴い、日本の食文化への関心も高まっているため、海外の観光客からの需要もあり、日本の食文化を現代的に発展させる重要な役割を担っています。
A.面倒な作業なしで達成感を得るためにプロセスを重視するという志向です。
「プロパ」とは「プロセスパフォーマンス」のことです。時間対効果の良し悪しは、消費した時間の充足感に大きく左右されます。時短を求めることと、時間をかけたいことの二極化が鮮明になっていて、中でもプロセスを楽しみたいという欲求は大きくなっています。料理をする人が面倒と感じるほどの作業はなしに、でも“自分が作った”“おいしさや健康は犠牲にしてはいない”という達成感や満足感が得られる、そのプロセスは省略したくないというニーズが、「プロパ志向」です。
A.「せり」「大葉」「みょうが」などの日本古来の香草のことです。
ジャパニーズハーブは和の食材の中で人気が高まりつつあり、少し加えるだけで彩りが増し、香りや風味も豊かにしてくれます。料理のトッピングや麺料理などの薬味としてすでに人気ですが、最近ではサラダやおひたしにして食べる人も増えているようです。食欲増進・消化を助けるなどの健康効果も期待できるため、今後ますます人気に火がつく予感です。
A.外国人観光客のことを理解するとともに、対策と課題解決が必要になります。
コロナ禍を経て、外国からの観光客が増加したことでインバウンドの波が帰ってきました。より日本国内で消費を楽しんでもらうために、飲食店では十分なインバウンド対策が必要となります。まずは、メニューやSNS等の多言語対応やフリーWi-Fiの提供、キャッシュレス決済の導入を行うなど外国人観光客への理解を深める。また、コロナ禍の離職による「人手不足」を解消することが喫緊の課題となるでしょう。
A.外食ならではのライブ感や非日常感を楽しむことができる。
「わざわざグルメ」とは、「飲食店で来店客自身が料理を仕上げたりドリンクを作るなど、楽しみながら体験できるグルメ」のことを指します。この「わざわざグルメ」が人気を集める理由として、外食産業にエンターテイメント性が求められているところにあります。コロナ禍を経て、非日常な体験を誰かと一緒に楽しめるコミュニケーションツールとしての期待が高まる。そして、より自分自身の好みに合わせた楽しみ方が定着していくと考えられます。
A.「使いながら備蓄」するために種類が増えて、美味しさもアップデートしている。
「ローリングストック法」という日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法が注目されています。その影響で、非常食の改良が進み、普段の食生活での消費と備蓄を両立できるように味が改善されているほか、避難所などで誰もが安心して口にできることが重視された商品も増えています。非日常な時でも普段の生活を送れるように、自分に合った非常食を選ぶことが大切です。
| 資格・検定名 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 管理栄養士【国家資格】 ※2025年3月実施 |
16,329名 | 8,056名 | 49.3% |
| 調理師【国家資格】 ※2023年度実施 |
19,783名 | 12,037名 | 60.8% |
| 製菓衛生師【国家資格】 ※2024年6月実施 |
911名 (東京都の場合) |
540名 (東京都の場合) |
59.3% (東京都の場合) |
コロナが収束しインバウンド需要の復活や価格高騰によるメニュー改定などにより外食産業の市場規模が拡大しています。また、自宅へ持ち帰って食事することを前提として、調理済みのメニューや食材を提供する分野である「中食」の売上も増加傾向にあります。一方で、慢性的な「人手不足」が問題となっており、この問題解決が飲食業界において喫緊の課題となっています。
近年、働き方改革が必要とされており、飲食業界でもワークライフバランスが重視されています。長く働き続けるためにも、自分に合った働き方を見つけて就活をしていく必要がありそうです。
●東京都産業労働局「中小企業の賃金事情」(令和6年版)
| 高校卒 | 専門学校卒 | 高専・短大卒 | 大学卒 | |
|---|---|---|---|---|
| 産業計 | 205,900円 | 218,227円 | 216,804円 | 229,507円 |
| 宿泊業、飲食サービス業 | 221,436円 | 234,482円 | 231,365円 | 239,233円 |
(注)この表の初任給は通勤手当を含んでいない。したがって、平均賃金との比較には注意を要する。