ボンジュール・ボン株式会社
製造統括長
黒川 康平さん

くろかわ こうへい▶千葉県立安房拓心高等学校で調理師免許を取得後、多摩調理師専門学校 製菓・製パン科で製パンの専門知識を学ぶ。現在は“ほっとする美味しいパン”を提供するボンジュール・ボン株式会社の製造統括長として、確かな技術と向上心で現場を統率する。
経験が活きる仕事だからこそ
知識を深め、自分を磨き続ける
美味しい手作りパンを自分で作りたい
こどもの頃からパン屋さんに行くことが好きでした。当時、私の地元ではパン屋さんが少なかったのですが、市販のパンよりも、やはりパン屋さんの手作りパンが美味しくて、自分自身でもパンを作りたいという強い気持ちが湧き、中学生頃からパン職人(ブーランジェ)をめざすと決めていました。

作業工程を組み立てる楽しさがやりがいに
早番の日は午前3時過ぎに出勤し、仕込みやパン焼きを始めていきます。パンが焼き上がると、ジェル塗り(卵液を塗ってツヤを出す)などの仕上げをします。お店のオープン以降も、引き続きパンを焼きます。途中休憩を取り、終業の13時までは、売れ行きを見て、パンを焼き、補充をします。新商品のパンを従業員同士で開発することもあります。
店舗では、自社工場で製造・出荷された生地(生地玉)からパンを作っていくのですが、生地の製造時間などで、発酵具合に若干の差が生まれます。毎日生地の状態を見て、同じ仕上がりにするための、生地のこね具合や焼き加減の調整が、自分の腕の見せどころです。
お客さんが多く来店する日は、大量のパンを作っていきますが、自分が調整して組み立てた作業工程で、スムーズに作業を進めることが出来たときは、達成感もあり、仕事が楽しいと思えます。また、窯から出した焼き立てのパンを見て喜んでくれるお客さんを見ると、とても嬉しくやりがいにつながります。

自分が納得のいく仕事をする
仕事で大切にしていることは、「適当な仕事をしない」ことです。お客さんの手元に渡る以上、自分の中でしっかり納得のいく質の高い商品を作ることを常に心がけています。

1日2,200個のメロンパンを作った経験
入社1~2年目の頃、当店のメープルメロンパンがテレビで取り上げられて大繁盛となり、朝から晩までメープルメロンパンを焼いていました。2~3週間のあいだ、多い時で1日2,200個、店舗では他のパンと並行して、4人体制で作りました。とにかく必死だったこの経験は、特に印象に残っています。

現場で役立っている学生時代の学び
調理師免許が取れる高校で学んだ食品衛生学では、食材の扱い方や食中毒につながる菌の勉強などをしました。専門学校では、製パン理論の実習で、砂糖や食塩の量でどれだけパンの発酵が変わるのかを、より深く学べました。今の現場では、食品衛生の知識は必須ですし、製パン理論で学んだ発酵の知識は、生地をこね上げる際に役立っています。

従業員一人ひとりが色々な役割を担えるよう製造統括として会社全体を盛り上げたい
私が働いている会社は、店舗を複数持つため、どの店舗でも同じ品質が出せるように、製造統括として各店舗を回り、自分が教えられることがあれば、共有していきたいです。また、従業員一人ひとりが、一つの役割だけではなく色々な役割を担えるようにして、会社全体を更に盛り上げていければと思います。

企業情報
| 企業名 | ボンジュール・ボン株式会社 |
|---|---|
| URL | https://bonjourbon.com/ |
| SNS |

